忙しいのでしばらくお休みします。
この山の沢は水量豊富で雨上がりの方が魅力的だ。
この時期になれば水温が緩くなって顔を洗うくらいできる様になって来る…とは言え日焼け止めを塗っているので洗わないけれど。
春先はそれこそ肌を刺すような冷たさで手を洗う事すら躊躇われる。
何処にでも其処にでも咲いている。
勿論我が家の裏にも咲いている蕺(ドクダミ)
この時期に山を彩る赤い実。物凄く目立ちます。
食紅を使った様なガマズミの実
靫草(ウツボグサ)
麓から山頂まで可愛い花が咲いていました。
コレは水芭蕉かな?
この葉が名前の由来らしい。
鳥滝の看板
当然観に行きます。
鳥滝をよく見て見ると、途中に二つ三つ壺がある。
覗いてみたい気はするが、こういう所へ行くスキルは持っていない。
登山道に戻ると登山道も沢の様になっている。
こういう道も一興、浮石だけに気を付けて歩を進めます。
途中、脇から水が流れ出ています。
非常に豊富な水量。
こちらの流れは土にトンネルを作っています。
私の登山は基本観察です。
登っている途中で出会った植物だったり昆虫だったり、時には動物や人を観察して、其処にしかない景観を見るのが楽しいのかな?多分、私の山に登る理由なんてそんな感じ。
姥百合(ウバユリ)
デカイ蕾状の物がニョキニョキ生えています。
このまま蓮の様な花が咲く訳ではなくニョキニョキ伸びて先の方に放射状に幾つかのラッパの様な花を咲かせます。
水の多い場所も結構楽しいな。
世間様では7月の13~15日は三連休の様ですが私の場合は14日が仕事の当番の為、12・13・15日の飛び石連休になります。
二週間前の天気予報から12日は天気が良さそうだったので他の予定を入れていました。
…が直前になり、13日も天気が持ちそうになった事と午前中のスケジュールが開いたので「さてどうしようか?」となりました。
最初は「ロードバイクで何処か行こうか」とも考えましたが「ロードバイクで走るなら丸一日走って来たい」と思い山へハンドルを切りました。
梅雨時期でもあり手軽に登りやすい山と考えて五泉市の高立山の大沢公園からのコースや胎内市の高坪山、三条市の八木ヶ鼻などをチョイスしましたが、偶々点けていたテレビに苗名滝が映り「雨の後なら滝とかの水量が増えるし水の多い山も楽しいか」等と考え始めて結局長岡市の鋸山に行く事に決めたのです。
鋸山と言うと千葉県の日本寺の鋸山が有名ですが、長岡市にも鋸山はあります。
因みに長岡市の最高峰(標高765.1ⅿ)です。
朝5時起床で朝飯を軽く食べたりして6時過ぎに出発。
高速を使おうかとも思いましたが休日で朝早い事もあり自動車の通りが少ないと見越して下道ドライブ。
途中のコンビニで買い物をした程度で登山口に…道に迷った。
R352を真っ直ぐ行けば良いのに途中で態々林道に入ってしまい、Uターンするのに苦労して何とか花立コース駐車場に到着。
因みに駐車場はR352が行き止まりになるので其処に在ります。
トイレ付で、一応水場もありますが「水場に頼らず、飲み水は用意して登りましょう」と案内Mapに書かれています。
駐車場には平日にもかかわらず10代以上の自動車が停まっていました。
それでは軽く筋を伸ばして登坂開始です。
キツネノボタンが咲いています。
この草は迂闊に触ると被れたりするので要注意。
ヒメジョオン
ハルジオンとヒメジョオン何から何まで紛らわしい…
ハナオチバタケ?
良く見かける針金の上にちょこんと傘の付いた様なキノコ。
食べられない物に興味はない。そもそも食べられたとしてもどの位食ったら満腹になるのやら。
登山道の脇にはそこそこの大きさの沢が流れているので水の流れる音が響いている。
この様な条件で熊鈴は効力が有るのだろうか?
ツユクサ
この花を見ると「夏が来たのだなァ」と思うと同時に虫刺されが気になる。
脇の岩の上から水が滴り落ちている。
こういう所で観察していると様々な生き物が見つかるのだが、濡れ鼠になること必至だ。
シシウド
昔は家の近所でも良く見かけたのですが最近は山の方に来ないと見れなくなりました。
苔の生えた岩の上に大きな杉が生えています。
「侘び寂び」と言うのでしょうか?非常に落ち着きます。
登りはじめはこんな感じで沢を見ながら登って行きます。