用事ついでに、春の神戸をお散歩してきました。
ポートタウン、近くでみると結構な迫力！
学生のころ、しょっちゅう遊びに来ていた場所、懐かしい。。
からの、夙川公園の桜。
そして、今日は2024年4月6日。
ちょうど10年前の今日、2014年4月6日、日本への完全帰国の便にFrankfurtから搭乗しました。
あの、悩みに悩みまくった決断の日々から、もう10年。
あっという間だったような、長かったような・・・
日本に帰国直後は、ドイツ生活16年間の疲れが一気に出たのか
引っ越し騒動のドタバタから、無事に日本について一気に気が緩んだのか
とりあえず、熱や嘔吐、帯状疱疹、喘息などなど・・１年間病気ばっかりしてたような気がします。
2014年の手帳を見てみると、仕事も何もなくて、とりあえず予定は真っ白。
でも、何とかとっかかりを作ろうと、いろんな集まりに顔を出したり、いろんな人に会いにいったり。
デュオパートナーの嶽崎さんにも、たくさん声をかけてもらって、コンサートしたり人を紹介してもらったり。
大阪フィルのメンバーの人たちにも、たくさん声をかけてもらったり。
本当に、いろんな人に助けられながら、10年目の今日があるんだなぁと。
改めて、みんなに感謝です！！！！
おかげさまで、10年前に『日本へ帰る』と決めたことは、
100％、正しい決断だった！と思える毎日を送れています。
そして、16年もの間ドイツで頑張ったことも、自分にとっては正解だったと自信を持って言えます。
日本帰国から10年経って、変わったこと・・
やっぱり、ドイツ人臭さはもうすっかり消えたでしょうか？（笑）
それから、日本語『だけ』で話す会話に慣れたかな？
でも、今でも、ドイツ語がわかる日本人と話すほうが、ちょっとラクだったりします・・が、ドイツ語オンリーとなると、もうしんどいかも～💦
あとは、「水垣さん」と呼ばれることに、めっちゃ慣れたかも！
ドイツ生活の中では、90％くらいは「Naoko」だったので、
帰国当初は、水垣さん呼びにすごい抵抗がありました。
そのせいか、帰国直後からお付き合いのある生徒さんや学生さんたちからは、
「直子先生」「直子さん」って今でも呼ばれていますが、
過去5年前くらいからは、「水垣先生」「水垣さん」が定着してきたかも・・
懐かしいドイツには、もう10年間帰れていませんが、
世界情勢が落ち着いて、ユーロももうちょっと安くなって（笑）
機会ができれば、ぜひまた帰りたいな。
ドイツ在住中もそうでしたが、
日本での休暇を終えて、Frankfurtに降り立ったとたんに、
一気にドイツ人モード、戦闘モードに入る自分がいました
自分ではあまり気づかなかったけれど、
ドイツ語を話す時と、日本語を話す時では、声のトーンも性格も若干変わってるらしいので、
今またドイツに帰ってもそうなっちゃうのか。。 ちょっと試してみたい（笑）
そして、今日の朝。
私が、音楽の道で生きる最初のきっかけをくれた叔母が、大往生しました。
小さかったころ、叔母の家に遊びに行くたびにピアノを触ってた私を見て、
「この子、ピアノやらせてあげたらいいんちゃう？」と母に勧めてくれたとか。
それから、毎年の発表会には素敵な衣装を用意してくれて、
学生時代にもドイツ滞在中にも、遠くからいつも応援してくれていました。
おばちゃん、今まで本当に本当にどうもありがとう。
そして、長い間、お疲れ様でした。
献杯。
