北海道に牛を見に行ってきました!
ちょっと、牛な感じで独特なので、写真ベースでいきたいと思います。
うちの地域の酪農の青年部の視察旅行。
朝、5時に出発して、羽田空港へ。
南房総、ホント便利。
家から車で、1時間ちょっとで着いちゃう。
歩かなくていいしね。
それはいいとして、まずは、旭川の牧場を視察に行ってきました。
酪農は、やっぱり北海道が本場。
酪農発祥の地は、南房総。
ここでは、乳牛約200頭、和牛約100頭を飼っています。
家族2人と従業員6人の8人。
1人は必ず休みをとっているので、1日7人でやっています。
酪農は、家族経営が多いが、これは休みがない。
週休2日や遊休なんてありえない。
用事があるときが休みだからね。
ここでは、乳牛はすべて大きくなってから買ってくる。
そして、乳牛に産ませるのは和牛。
簡単に言うと、代理母出産させるってこと。
牛の技術は進んでるようで、よくあること。
酪農といっても、牛(子牛や肉牛など)を売って稼ぐか、牛乳を売って稼ぐか、バランスをどうとるか。
ま~、牛のことはもちろん、経営のことなどもいろいろ勉強になりました。
で、旭山動物園に寄り道。
夏に1度来たことはあったが、冬は初めて。
さむ~い!
ちょっと歩いて、施設に入ってアザラシやホッキョクグマを見て温まり、外へ。
そして、さむ~い!
いや~、南房総の暖かい気候から、いきなりマイナス3度はきつい。
おまけに、雪なんてないよなんて言われて、1枚少なくしちゃったからね~。
でも、ひさびさの動物園で楽しかった。
でもって、札幌に移動。
いや~、したっぱなんで、「高速なら運転しますよ!市街地は厳しいですけどね。」
まあまあと思って、夕食はカニづくしの料理を堪能して終わりました。
次の日は、朝、札幌の市場に行って、おみやげを購入し、重機メーカーのタカキタへ。
で、説明が長引き、ランチ抜きで、次の視察先へ急行!
牛はいるが、牛語がしゃべれない・・・。
で、もう時間がないので近くの牧場へ入り、聞いてなんとか到着。
この牧場は、1頭あたりの1日の平均乳量が約45キロと、とても多い牧場。
うちより約15キロ多い。
単純にいうと、1キロ90円とすると、1日約1350円多い。
1か月だと約4万円
うちの牧場で1日約30頭を搾っているので、視察先の牧場くらい搾れれば、月約120万円収入が増えるわけだ。
血統やえさ、環境によっても変わってくるので、単純にはいかないが、乳量を増やすことは、これからの課題だ。
なんせ、えさ代や燃料代などかかる経費は増えるが、乳価は増えないので。
で、視察はすべて終わったので、新千歳空港に向かう途中に温泉で疲れを癒し、空港でやっとご飯を食べて、戻ってきました。
北海道は、酪農が盛んなだけあり、規模もでかく、大型の機械を使ってやっている。
南房総ではできないことだ。
できないことをやったってしょうがない。
うちの地域には、別に北海道にない良さもある。
ないものねだりはせず、今おかれた環境の中で、何ができるか、改善できるか、よりよい環境にできるか、考えていきたいと感じた。
まだまだ、未熟なため、他の牧場をみたり、勉強を重ね、頑張って行こうと思いました。