11月30日・12月1日 北海道酪農視察 | 牧場見習い「なおとのブログ」

牧場見習い「なおとのブログ」

平成23年8月1日から地元、千葉県の南房総に戻り、家業の酪農業をスタート!
見習いからのゼロからのスタート。
どうなることやら。
がんばってくので、よろしくです。
フェイスブックもやっているので、よろしく!

北海道に牛を見に行ってきました!

ちょっと、牛な感じで独特なので、写真ベースでいきたいと思います。

うちの地域の酪農の青年部の視察旅行。

朝、5時に出発して、羽田空港へ。


南房総、ホント便利。

家から車で、1時間ちょっとで着いちゃう。


歩かなくていいしね。


それはいいとして、まずは、旭川の牧場を視察に行ってきました。

酪農は、やっぱり北海道が本場。


酪農発祥の地は、南房総。

ここでは、乳牛約200頭、和牛約100頭を飼っています。

家族2人と従業員6人の8人。

1人は必ず休みをとっているので、1日7人でやっています。


牧場見習い「なおとのブログ」

酪農は、家族経営が多いが、これは休みがない。

週休2日や遊休なんてありえない。


用事があるときが休みだからね。


牧場見習い「なおとのブログ」

ここでは、乳牛はすべて大きくなってから買ってくる。

そして、乳牛に産ませるのは和牛。


簡単に言うと、代理母出産させるってこと。

牛の技術は進んでるようで、よくあること。


酪農といっても、牛(子牛や肉牛など)を売って稼ぐか、牛乳を売って稼ぐか、バランスをどうとるか。


ま~、牛のことはもちろん、経営のことなどもいろいろ勉強になりました。


牧場見習い「なおとのブログ」

で、旭山動物園に寄り道。

夏に1度来たことはあったが、冬は初めて。


牧場見習い「なおとのブログ」

さむ~い!

ちょっと歩いて、施設に入ってアザラシやホッキョクグマを見て温まり、外へ。


そして、さむ~い!


いや~、南房総の暖かい気候から、いきなりマイナス3度はきつい。

おまけに、雪なんてないよなんて言われて、1枚少なくしちゃったからね~。


牧場見習い「なおとのブログ」

でも、ひさびさの動物園で楽しかった。


でもって、札幌に移動。

いや~、したっぱなんで、「高速なら運転しますよ!市街地は厳しいですけどね。」

まあまあと思って、夕食はカニづくしの料理を堪能して終わりました。


牧場見習い「なおとのブログ」

次の日は、朝、札幌の市場に行って、おみやげを購入し、重機メーカーのタカキタへ。


牧場見習い「なおとのブログ」

ここでは、重機の製造の過程とえさの勉強をしてきました。

で、説明が長引き、ランチ抜きで、次の視察先へ急行!


牧場見習い「なおとのブログ」

道を聞こうにも人がいない。

牛はいるが、牛語がしゃべれない・・・。


で、もう時間がないので近くの牧場へ入り、聞いてなんとか到着。

牧場見習い「なおとのブログ」

この牧場は、1頭あたりの1日の平均乳量が約45キロと、とても多い牧場。


うちより約15キロ多い。


単純にいうと、1キロ90円とすると、1日約1350円多い。

1か月だと約4万円


うちの牧場で1日約30頭を搾っているので、視察先の牧場くらい搾れれば、月約120万円収入が増えるわけだ。



血統やえさ、環境によっても変わってくるので、単純にはいかないが、乳量を増やすことは、これからの課題だ。



なんせ、えさ代や燃料代などかかる経費は増えるが、乳価は増えないので。


牧場見習い「なおとのブログ」

ここでは、牛の世話や管理、環境などについて勉強になった。


牧場見習い「なおとのブログ」

で、視察はすべて終わったので、新千歳空港に向かう途中に温泉で疲れを癒し、空港でやっとご飯を食べて、戻ってきました。


北海道は、酪農が盛んなだけあり、規模もでかく、大型の機械を使ってやっている。


南房総ではできないことだ。

できないことをやったってしょうがない。


うちの地域には、別に北海道にない良さもある。


ないものねだりはせず、今おかれた環境の中で、何ができるか、改善できるか、よりよい環境にできるか、考えていきたいと感じた。


まだまだ、未熟なため、他の牧場をみたり、勉強を重ね、頑張って行こうと思いました。