昨日６歳未満の脳死判定がされ、臓器移植が行われた。2010年に法の改正でこの大プロジェクトが初めて実行されたのですね。
子を思う両親の悲しみを思うと心の葛藤は大変なものであったでしょう。我が息子の臓器提供に行き着くまでには計り知れない苦悩を乗り越えて。父親が言葉にしたのは、「このようなことを成し遂げた息子を誇りに思う」と言ったのには、胸がつまり涙してしまった。移植を待つ３人の患者さんたちの体の一部となって、元気に生き続けてほしいと祈ってます。
日本の医療もすばらしく進化しているのも、恥ずかしながら改めて認識しました。
それにしても今の社会、死にたいけど死にきれないで他人を傷つけたり、誰でもよかったなど刃物を持って暴れる恐ろしいニュースが起きている昨今、人の命を軽く考えてる怖さ、それに反して、小さな命がいかに大事に、尊厳されて重いものである事。此れを機に命の大切さを感じました。私も２人娘を育てた親ですが、このご両親を心より尊敬致しました。