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ドリームハウス南蘭得 - 秩父とダムと鉄道と。

守備範囲→→秩父、土木施設(ダム)、鉄道(模型)。
鉄道模型は主に、JR北海道、副都心線系統、横浜市営…。
また、1~2か月に1回程度「秩父紀行」を投稿します(予定)。

こんばんは。

今日は秩父紀行#26として秩父バス乗り潰し旅に出ようかと思っていたのですが、行く途中で志村けんさんの訃報を知り、急に中国ウイルスが怖くなって昼飯だけ食って切り上げることにしました。

 

私自身、マスク着用やアルコール消毒などを念入りに行いつつも、どうせインフルエンザと同じようなものだろうと思っていたし、正直自分自身がどうなろうとどうでもいいような気がしていたのですが、自分が家族や友達への感染源となって、自分のせいで大切な人を失ってしまったり誰かをつらい思いにさせてしまうリスクが頭をよぎり、何だかとても怖くなりました。有名人が亡くなって、命の尊さとコロナの恐ろしさが現実味を帯びて同時に押し寄せてきました。

 

私はコロナ騒動後もバイトの都合で渋谷駅や新宿駅をよく利用するのですが、ノーマスクで咳き込むお年寄りの人、ノーマスクで騒いでいる女集団をよく見かけます。マスク難民も多いので批判はしないですが、こんなで日本は大丈夫なのかな…と少し不安に思ってしまいます。

 

有名人とか身近な誰かが亡くなったから自分も気をつけよう、ではあまりにも遅すぎるのですが、実際そういうことをきっかけにして意識を変えていくことはとても大切なことのような気がします。

人間にとって本当に大切なものって失わないと気づかない…気づけないことも多いのですが、それってすっごく悔しいことに思えます。だからこそ、残された私たちは同じ悲しさ、悔しさは絶対に繰り返さないよう努力しなければなりません。

 

話を戻します。

バス旅は取りやめましたが、正丸トンネルを抜けると雪景色が広がっていたので、せっかくなので少しだけ寄り道をすることに。

 

芦ヶ久保~横瀬駅間にて

秩父にも既に春は訪れていたようで、桜と残雪とのコラボが見れました。

 

羊山公園の見晴らしの丘から

 

季節の変わり目って感じですね。

 

短いですが今回はこれで以上です。

次回の秩父紀行(#27)は、家族や友達と来ることにならない限りは「秩父バス乗り潰し旅~三沢線編~」になる予定ですが、コロナもありますししばらくは行けなさそうですかね。

 

今日もご覧いただきありがとうございます。

 

訪問日:2020/3/30

 

 

 

――― 秩父紀行について ―――

 

秩父に魅力を感じ、地元横浜から月に1回ほど通っている私が、秩父の魅力をお届けしています。過去の記事も併せてご覧いただけると嬉しいです。

 

秩父紀行の他の記事は → → こちら

 

※番号は個人的な記録用として訪れた順番に付番したものであり、記事の順番とは無関係です。

2/16~2/20の5日間、北海道1周の旅に出ていました。

今回は、4日目にあたる2/19に訪れた屈斜路湖、摩周湖、然別湖の3つの湖を紹介します。

 

この日は川湯温泉に宿泊したあと、まずはバスで屈斜路湖に向かいました。

 

JR摩周駅まで向かうバスなのですが、途中の「砂湯」という場所で15分間停車するため、途中下車して屈斜路湖のそばまで行くことができます。

ここは「砂湯」の名の通り、砂浜を掘ると温泉が出るようです。

 

冬季はほとんどの湖が全面的に凍ってしまう北海道ですが、屈斜路湖の砂湯周辺は水温が暖かく凍らないため、白鳥たちが集まって水浴びをする憩いの場になっています。

 

白鳥って警戒心の強いイメージだったのですが、ここの白鳥は人馴れしているようで、こんな近くでツーショット写真が撮れます…いや、いっぱい居るのでツーショットじゃないですね笑

 

 

☆乗車記録

屈斜路バス

区間:大鵬相撲記念館前(9:05)→砂湯(9:30)→JR摩周駅(10:00)

料金:弟子屈えこパスポートを利用(2日券1500円)

 

※弟子屈えこパスポートについては↓

http://www.eco-passport.net/

※JR川湯温泉駅⇔大鵬相撲記念館前(川湯温泉街)のバスも利用できるので、川湯温泉に宿泊する際は温泉街に向かうバスに乗車する時に購入すると2日券を最大限活用できてお得です。

 

 

JR摩周駅にやってきました。

駅前には足湯があるので、次のバスまでここでのんびりすることにします。

 

ところで、ポケモンGOをしていて気づいたのですが、ここの住所は「摩周町」ではなく「弟子屈町」なんですね。

「摩周」という言葉には地名のような知名度がある(だじゃれじゃないよ)のですが、実際に「摩周」という名前が使われているのは摩周湖とJRの駅名だけで、地名は別の名前なのです。

 

ちなみに、ここJR摩周駅も元々は弟子屈駅だったのですが、摩周湖という名前があまりにも有名になりすぎてしまったので摩周駅に改称されたそうです。その証拠に、摩周駅の1つ隣の駅は「南弟子屈」駅として改称されずに名前が残されています。

バスガイドさんの話だと、町名も摩周町に変更するべきという意見も出ているとか。

 

JR摩周駅から摩周湖バスに乗り換え、終点の摩周湖に到着。

 

 

☆乗車記録

摩周湖バス

区間:JR摩周駅(10:30)→摩周湖第一展望台(10:55)

料金:弟子屈えこパスポートを利用

 

 

そして、バス停裏の展望台を上ると…

 

そこには摩周湖の絶景が広がっていました。

摩周ブルーとよばれる独特な深青色が美しいです。摩周湖はかなり深いうえに透明度も世界トップレベルで高いので、そのような良い条件が整った環境だからこそ見れる景色なのでしょうね。

 

ちなみに、帰宅後に北海道出身の父にこの写真を見せたら、冬の摩周湖がこれだけ晴れた良い環境で見れるのは珍しいよと言われました。実際、摩周湖に限らず冬の北海道は綺麗に晴れる日はそれほど多くはなく、私自身も過去に何度も大雪による交通障害に巻き込まれていますから、冬季に天候に恵まれて何一つトラブルがなかったのは今回が初めてのような気がします。

誰でも簡単に見れるわけではない、運に左右されるものだからこそ、道東の冬景色は「神秘」などと呼ばれているのかもしれません。

 

 

湖周辺の木々は凍っていました。

風が吹くと木の枝を覆っていた氷の粒が舞い散って、とても綺麗でした。

 

私がよく行く秩父の湖は、谷を流れる川をダムで堰き止めて作った人造湖ですので標高はあまり高くはないのですが、ここ摩周湖は火山活動によって生まれたカルデラ湖なのでかなり高いところにあります。

湖ももちろん絶景なのですが、後ろを振り返ると反対側もあたり一面に釧路平野が広がっていて、こちら側の景色にも圧倒されます。

 

帰りのバスまでの時間は30分。展望台だけでなくおみやげショップもあり、あっという間に時間が過ぎて行きました。

 

 

☆乗車記録

摩周湖バス

区間:摩周湖第一展望台(11:25)→JR摩周駅(11:50)

料金:弟子屈えこパスポートを利用

 

 

タイトルの内容はここまでですが、

この先にも紹介したいことがあるので、もう少し話を続けることにします。

 

摩周駅からはJR釧網線に乗り換えて釧路を目指します。

 

釧網線の網走側では、

車窓から流氷が見えることで知られていますが(写真は前日の2/18、北浜駅で撮影)、

 

釧路側では、釧路湿原のど真ん中を通っていきます。

そのため車内から野生動物が見られるのも珍しくはありません。

 

今回はシカしか発見できませんでしたが、2年前に乗った時にはタンチョウの群れやキタキツネなど、様々な種類の動物たちに出会いました。釧網線はまさに天然のサファリパークって感じです。

 

 

☆乗車記録

JR釧網線 快速「しれとこ摩周」

区間:摩周(12:16)→釧路(13:33)

料金:北海道フリーパス5日間用を利用(※旅行会社経由での購入となります)

 

 

釧路駅からはスーパーおおぞらに乗り換え。振り子式の車両でスピードも出すので乗り心地はとても悪いです。

釧路駅で駅弁を購入しましたが、乗り換え時間が短い上に改札外でしか売っていないので、かなり慌ただしい乗り換えとなりました。日によっては摩周駅でも駅弁を売っているので(この日はお休みでした)、このルートを使う場合は営業日であれば摩周駅弁を購入した方が良いと思います。

 

 

☆乗車記録

JR根室線 特急「スーパーおおぞら8号」

区間:釧路(13:39)→帯広(15:19)

料金:北海道フリーパス5日間用を利用

 

 

帯広駅に到着。降りるのは何気にお初です。

駅前はそこそこ発展しています。旭川駅くらいの規模はあるでしょうか?

 

帯広駅から再びバスに乗り、この日の宿がある然別湖にやってきました。

 

 

☆乗車記録

北海道拓殖バス 然別湖線

区間:帯広駅バスターミナル(16:00)→然別湖(17:40)

料金:VISIT TOKACHI PASSを利用(2日券2500円)、通常運賃は往復2900円

 

※VISIT TOKACHI PASSについては↓

https://easthokkaido.com/visit-tokachi-pass/

モデルルートが多数掲載されているので帯広周辺の観光に便利です。

 

 

然別湖では冬の期間中、凍った湖の上に然別湖コタン(https://kotan.jp/index.html)という氷でできた村が登場します。

 

ここから先は完全に湖の上です。

 

氷上露天風呂もあります。

マイナス10度くらいあるので痛いくらいに寒かったのですが、湖のど真ん中ということで余計な明るさがないので、温泉に浸かりながら見る星空がすごく綺麗でした。

本当にプラネタリウムで見る星がそのままぜんぶ見えるって感じで、星ってこんなにたくさんあるんだなぁって。東京のような明るい場所だと、これらの小さな光のほとんどが大きな光に埋もれて見えなくなってしまうんですね。

 

そして主目的はこれ。氷上アイスバー。

まるでアナ雪のような映画の中の世界に来たようで、不思議な感覚になりました。

 

氷の建物の中で、氷のグラスに入れて飲むカクテルは、見た目も味も特別な感じがしました。

 

これらの建物も、グラスも、すべて氷で手作りで作っているので、春になるとすべて溶けてなくなってしまいます。毎年手作りで作っているので、毎回違う形のアイスバーが出来上がるそうです。

 

ところで、これも後で親から聞いた話なのですが、然別湖には昔家族で泊まりに来たことがあったらしいです。確かに、然別湖に出るところのトンネルの光景にどことなく懐かしさは感じたのですが、まだとても小さい頃でしたから、湖の名前なんて当時は気にもしていなかったようです。

そして、その時に泊まっていたホテルを調べてみたら、数年前に閉館していてさらに驚き。今回泊まる「風水」さんが然別湖畔に残る最後のホテルです。

秘境ともいえる場所に立地し、アクセスがしづらい然別湖ですが、コタンは地元の方の想いが詰まった素敵な空間でしたから、これからも末永く続いてほしいですね。

 

私もいつかまた、今年とは違う形のアイスバーへカクテルを飲みにここに戻ってきたいです。

 

 

今日もご覧いただきありがとうございます。

この日は三峯神社に行ったあと、久々にまつり会館に寄りました。

ここでは秩父夜祭の雰囲気を味わえるほか、秩父の様々なお祭りについて知ることが出来ます。

 

夜祭で使う山車は20トンもあるそうです。

御花畑駅前には団子坂という短くて急な坂があり、山車はクライマックスにその坂を登っていきます。ただ歩くだけでもキツいくらい急な坂なのですが、そこを20トンが登っていくのだから凄い話です。

そのシーンは生で見てみたいのですが…来年は行けるでしょうか。ちなみに、去年は翌日提出の読書感想文の宿題が終わらなくて断念しました。

 

 

秩父夜祭は全国的にも有名な秩父を代表するお祭りですが、冬の夜祭に対する夏の「川瀬祭り」を始め、秩父では大小さまざまなお祭りが行われていて、その数は300以上にものぼると言われています。


また、自然が豊かな秩父では、それにちなんだお祭りも多くあります。

その1つが「塚越の花祭り」で、祭りの前に子供たちが山奥に入って、祭りで撒く花びらをたくさん集めに行くそうです。
他にも、子供たちが祭り運営に参加し、近所の人たちと協力し合ったりして、町全体が一体となって盛り上げているようなお祭りがたくさん見受けられました。

そのような、参加型ではなく全員が主役となったり、あるいは自然を大切にして自然と触れ合ったりするようなお祭り。

それって私たちの身近にあったでしょうか。

私は生まれてからずっと横浜で育った人間ですが、横浜のような大都市でも、盆踊りを踊ったり露店が並んだりといった、日本全国どこにでもあるような儀式的に行われているお祭り、参加型のお祭りに行ったことはあります。
しかし、そのような秩父で行われているようなお祭りと接する機会は、横浜みたいなところで生活をしていれば間違いなく無いでしょうね。



町に住んでいるみんなが主役となるお祭り。

都会で普通に生活を送っていれば、決して接することのない世界。

 

もしかしたら失礼かもしれませんが、あえて言わせてもらうと、

私にとっては、タケコプターで空を自由に飛べる世界とか、電気を放つ可愛くて黄色いネズミを相棒にして旅にでる世界とかと同じくらい、

それくらい夢の中のような非現実的な世界に思えました。

まつり会館で見た祭りの資料映像は、「君の名は」の口噛み酒のシーンのような、アニメを見ているかのような感覚になりました。

そして、資料映像の中でお祭りの準備をしている子供たちは、楽しむことに対して一生懸命になっていました。
「楽しい」という感情って、友達と遊んだり、あるいは自分の好きなことに没頭したりすれば、いくらでも自然に湧いてくるものですが、

 

「楽しむことに一生懸命になる」

って実は結構難しいことのように思います。

 

少なくとも、当たり前の日常を送っているだけでは経験できないようなことではないでしょうか。


私はいつも東急線と東京メトロに乗って都内まで通学しているのですが、

一人でずっと舌打ちしてる人がいたり、周りの人たちにタックルをしながら降りていく人がいたりと、本当に変な人たちばっかりで、

日本の社会に疲れた人間たちが、荷物のようにただひたすら輸送されているだけ、

そんな風に感じます。

映像の中の子供たちのように、小さい頃から近所の人たち全員で協力し合って「楽しむことに一生懸命に」なれば、日本中のみんながそういう経験をすれば、

きっと周りの人に迷惑をかけたり嫌がることをしたりする人がいなくなって、みんながお互いを理解し合い支えあって暮らせるような、すごく平和な世の中になるんじゃないかな、と思いました。

実際、秩父のまちには親切な人が多くて、町全体が暖かいように感じます。

秩父のまちって、昔の日本人が大切にしてきたもの、大切に持つべきものを、今もずーっと伝え続けている(生き残っている)、きっとそういう場所なのだと思います。

だからこそ、パワースポットみたいな場所もたくさんあるのでしょうね。


まとまりのない文で結局何が言いたいのかよく分からなくなりましたが、

要するに秩父は魅力あふれる町ってことです笑

 

夜祭だけでなく、秩父の他のお祭りもぜひ一度見に行ってみたいですね。

 

 

今日もご覧いただきありがとうございます。

 

 訪問日:2020/2/6

 

 

――― 秩父紀行について ―――

 

秩父に魅力を感じ、地元横浜から月に1回ほど通っている私が、秩父の魅力をお届けしています。過去の記事も併せてご覧いただけると嬉しいです。

 

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※番号は個人的な記録用として訪れた順番に付番したものであり、記事の順番とは無関係です。