[秩父紀行23] 秩父バス乗り潰し旅~倉尾線前編~ | ドリームハウス南蘭得 - 秩父とダムと鉄道と。

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また、1~2か月に1回程度「秩父紀行」を投稿します(予定)。

訪問日:2019/12/25

 

こんばんは、今年最初の記事ですね。

今年もよろしくお願いします。


振り返ってみると2019年はなんにもない1年だった気がします。まあ、身体的にも精神的にも何も悪いことがない、平凡で穏やかな生活を送ることができるほど幸せで有りがたいことは無いような気がします。

今年は勉強を頑張りたいです。というか勉強以外に頑張るべきことが何も思い浮かびません。趣味は頑張るものじゃなくて楽しむものだし…後は旅行にでも行って、日本の色んな地域の良さをもっとたくさん知ることができれば良いと思います。

そんなことは置いておいて、今から1ヶ月ほど前の昨年12月25日、西武観光バス倉尾線に乗車してきましたので記事にします。いずれは秩父エリアの路線バスを全線制覇してみたいので、今回からはタイトルのようにシリーズ化してみました。

それでは、スタートです。

※携帯と一眼の写真を併用しているため、写真の画質やサイズに差がある場合がありますのでご了承ください。

路線データ

 

(画像は西武バス公式の路線図を引用)

 

路線名: 西武観光バス 倉尾線

区間: 小鹿野役場~長沢

本数: 5往復/日 (2020年1月時点)


西武観光バス倉尾線は、小鹿野町にある小鹿野町役場から上吉田を経由し、合角ダム沿いの山道をひたすら進んで行った先の長沢というところまでを40分で結ぶ路線。途中に目立った観光地が無いのが特徴です。
 

 

まずは西武秩父駅からバスに30分ほど乗車し、小鹿野役場にやってきました。

at 小鹿野役場 停留所(SC066)


出発前に、小鹿野名物「わらじかつ丼」をいただきます。甘辛いソースが染み込んだカツが特徴。

お店によってソースの濃さや辛さが違うらしいので、色んなお店のわらじかつ丼を食べてみたいですね。



バス停に戻り、バスに乗車します。

ちなみにここ小鹿野町役場は、栗尾線の他に志賀坂線という路線の起点でもあります。志賀坂線は秩父三大氷柱のひとつである「尾ノ内渓谷」を経由する路線なので、氷柱観光の際にもここで乗り換えることになります。私自身も志賀坂線の方は数年前に友達と乗ったことがあるのですが、倉尾線は今回が初乗車となります。


合角ダムを過ぎると、バスは山奥の険しい道を進んでいきます。バスの車内から見ていると、バスのような大型車が通っていいのか疑問に思うほど狭い道路です。

こんな狭い道を減速することなくスムーズにすり抜けていくバスの運転手さんがカッコよく見えてきます。


at 長沢 停留所(SC160)



終点の長沢に到着。とても小さな集落があるくらいで、他にはなんにもありません。



バス停裏の山に登って、来た道を眺めてみました。
ちょうどバスが折り返して山を下っていく様子が撮れましたが、本当にバスが通れるギリギリの狭さですね。ここを普通の路線バスが走っているのが不思議な感じがします。

次のバスまで2時間以上あるので、来た道を歩いて戻ることにします。
 

しばらく本当に何もない山道が続きます。ポケモンすらいないです。

飲食店とかいうレベルではないので、バスサンドでは選ばれもしない路線のような気がします。

 

 

at 大石津 停留所(SC159)

 

ネタがないまま隣のバス停に到着。

山奥の秘境感が漂う場所にあるバス停ですが、ちゃんと待合室が用意されているのが面白いですね。

 

道沿いの葉っぱが白くなっていたので、雪かと思って近くで見たら霜が出来てきました。

こうして拡大して撮ってみると綺麗ですね。

 

 

at 富田 停留所(SC158)

 

奥に火の見櫓がありますね。今も使っているのでしょうか?

 

道路の向こう側には吉田川という川が流れています。土木分野に進んでから、こういった河川構造物が何となく好きになりました。

川辺に降りたついでに石を投げて水切りして遊んでいたら、時間をだいぶ無駄にしてしまいました。

 

さて、ここに来てようやく寄り道スポットが現れます。

 

「ふれあい水」と書かれていて、湧き水が流れ出ています。

冒頭で沿線に目立った観光地が無いのが特徴などと失礼なことを言ってしまいましたが、実は倉尾線沿線には湧き水スポットが2か所あり、ここからもう少し下ったところには毘沙門水という平成の名水に選ばれた湧き水の名所もあります。

 

冷たくて美味しい山の恵みを頂いたところで、先に進みます。

 

本当にバス通りとは思えない山道ですね。

 

眠くなってきたので残りは後編につづく。

 

 

 

――― 秩父紀行について ―――

 

秩父に魅力を感じ、地元横浜から月に1回ほど通っている私が、秩父の魅力をお届けしています。

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※番号は個人的な記録用として訪れた順番に付番したものであり、記事の順番とは無関係です。