みなさん、こんにちは。
エヌエムシイ税理士法人の鈴木です。
本日より「経営は数字と人の管理」について
連載をさせていただきます。
私が社会人になって3カ月後、平成7年7月に、
最初に30件の担当を決めていただきました。
学生を卒業したばかりで、やる気満々、少々、
頭でっかちの社会人スタートでした。
担当先に、自動車販売・整備業を営むお客様が
ありました。
「社長、販売のときの粗利はどのくらいですか?」
「景気が悪くて、その車、その車で違うよ」
当時、「まあ、そうか」と思いました。
決算が終了し、申告書に捺印をいただいている
ときに、突然、聞かれました。
「うちは、どのくらいの売上があれば儲かるの?」
変動損益計算書を見せて、損益分岐点を見せました。
「これを知りたかったんだよ」
今になって考えてみると、債務超過に陥っていた
この社長様の会社は、毎月の借入元金返済が多く、
つまり、キャッシュフローから考えると、
もっと売上は必要だったことでしょう。
それから1・2年後だったと思います。
電話連絡が取れなくなり、会社に行ってみると、
販売のために並べた車は1台もなく、
いわゆる「夜逃げ倒産」でした。
夜逃げ前に、電話ももらえなかったと、
ものすごく、ショックでした。
きっと一生忘れられない出来事です。
でも、あれから十数年。
自社の経営を数字でお話しできない社長は
経営をしてはいけないのではないか?
と思うようになりました。
そして、何より粗利が分からない社長様に
損益分岐点売上は意味がなかったと思いました。
明日は、数字を明快にお話し下さったお客様、
というより、社長様の経営発展の例をお話しします。
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