1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2017-07-27 09:14:29

職員さんに使う研修費は投資?それとも...

テーマ:木村哲也

みなさん、こんにちは。

 

先日初めてお会いした開業間もない
若手の税理士先生が
こんなことをおっしゃっていました。


「私がつい最近までお世話になっていた事務所では昔から、

 たとえ3000円でも5000円でも、
 職員については全員、
 有料の研修に参加することは一切NG。

 

 それでも私は、少しでも知識をつけたかったので
 一生懸命お金のかからない研修を探して
 参加することにしていました」

 

独立してからは、誰に気兼ねすることもなく
有料の研修に参加できることで、
これまでの無料研修では得られなかった
知識や情報が身に着いているのだそうです。


研修で学んだ知識や経験は、
法人ではなく、個人として身に着くことから
事務所がお金を払うことはナンセンスだと
いう考えにも一理あると思うのですが、

 

サービスの品質アップや付加価値の向上を掲げる
会計事務所が多いなか、
はたして個々人の裁量に頼ったスキルアップだけで、
それらは実現できるものなのでしょうか。

 

実は、「何で職員の研修に事務所が
お金を払わなければならないのか」という
お考えの税理士先生は決して少なくありません。

 

その根拠をたどると、
かつてその先生がお勤めになっていた事務所でも
そのような方針だったというケースが
多いことに気づきます。

 


「木村さん、簡単ですって。

 

 職員に知識をつけるために事務所としてきちんと
 お金を使えばいいのですよ。

 

 それだけで十分地方では
 No.1レベルの事務所になれるのです。

 

 なぜなら、どうせ短期間で辞めてしまうと思い込んでいる
 職員の知識向上に費用を割こうとする税理士さんなど
 この地域にはほとんど皆無だから...」

 

創業以来、地域トップクラスをひた走る
某ベテラン税理士先生が
何度となくそうおっしゃっていたことを思い出します。

 

職員教育に年間でかける経費は、
1年間で最低100万円以上。

その一つ一つの項目についての
細かな採算性だけを考えれば、
割の合わない投資ばかりだと先生は謙遜されていました。

 

しかし...

 

その事務所は、仕事が比較的ハードとはいえ、
一般的には賃金が都心と比べて安いと言われている
地方事務所ながら、
職員さんの給与はどなたも都心の事務所を
しのぐほどの高収入。

 

当然のことながら、
それだけの仕事を日々こなしている証です。

 

それでも職員さんに
全く退職者が発生しないのかといえば
そんなことはありませんが、

やはり退職者は業界標準値を
大幅に下回っているといえるでしょう。


某ベテラン先生はこうもおっしゃっていました。

 

「会計事務所は“人が売り物”と言われていますよね。

 

 ところが肝心な売り物に
 お金をかけようとする先生が少な過ぎる。

 

 それぞれ先生によってお考えがあるのでしょうが、

 たとえリスクがあろうがなかろうが
 私はそれをしていくが経営者としての責任だと思いますよ」


人材不足で悩む先生が多いなか、
これらの言葉は身に沁みますね。

 


にほんブログ村   税理士 ブログランキングへ   F2ブログランキング
良かったら、毎日1回クリックしてください。


 

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2017-07-26 11:19:22

『外来危険生物』に注意!?

テーマ:木村哲也

みなさん、こんにちは。

 

ここ最近、強い毒性を持つ
外来生物のヒアリが全国各地の港湾地区で発見され
問題となっていますが、

 

動物でも植物でも、
「日本固有種」と呼ばれている生物が、
「外来種」の侵入、そして大量繁殖によって脅かされ、
やがて絶滅してしまうことがあります。

 

絶滅までいかなくとも、
生態系が崩れてしまうことで、
人間や自然界に様々な弊害が
生じてしまうことも珍しくありません。

 

外国からの輸送品に紛れ込んだり、
ペットとして飼えなくなった外来の生き物が
川や池に放されたりと、侵入経路は多様ながら
『招かれざる客』が
周囲に天敵がいないことをいいことに、
傍若無人の限りを尽くしているのです。

 

いわゆる『外来危険生物』と呼ばれる生き物たちです。

 

実は会計事務所でも、
同じような出来事が起きている気がしてなりません。

 

この業界は、他業種と比べても
ことのほか資格や経験が重視される傾向にありますから

この4、5年ほどの間で深刻さを増している
経験人材の採用難の影響が、
所長先生の言動、あるいは職員さんの立ち振る舞いに
変化をもたらしています。

 

要するに、所長先生のリーダーシップは急激に弱まり、
一方で職員さんの権利主張が勢いを増しているのです。

 

この傾向について、
否定される税理士先生もいらっしゃいますが、

10年、15年前であれば、
当然のように経営者である先生お一人で
行われていたはずの経営判断も今や、

 

「私はやってみたいが、
 職員に聞いてみないとわからない」

とおっしゃる所長先生が圧倒的多数を占めています。

 

事実、私たちが所長先生の意向を汲んで
業務効率改善のプロジェクトを所内で話し合っているなかで、

 

「先生、そういうことを私たちに相談もなく
 勝手に決めないでくださいよ。

 

 そんなことやらなくても、
 今のやり方で十分回ってるじゃないですか...」

 

と敵意むき出しで所長先生の言動を
滅多切りにする職員さんの姿を
私たちはいくつもの事務所で目の当たりにしています。

 

彼ら彼女らに相談などしたところで、
反対されるに決まっていることを
所長先生は重々承知していたのでしょう。

 

ここ数日ニュースで取り上げられている

「シビリアンコントロールが機能しているのかしていないのか」

という議論と似通った内容かもしれません。

 

ただ、突然のベテラン職員退職など、
所内の戦力がギリギリの状況が続けば、
個人の資質に目をつぶってスキル重視の採用に
依存せざるを得ない先生の立場も良くわかります。


そこで、このような不毛なやり取りが、
各地の会計事務所で日常化しているのでしょう。

 

むしろ、このような複数の外来危険生物の出現に
もとから所内にいたスタッフがすっかり駆逐されてしまい
ものの数年で事務所の雰囲気が
ガラリと変わってしまったことも過去に何度かありました。

 

想像してみてください。
所長先生以外に、

ベテランさん若手の生え抜き職員さん含めて
誰一人として残っていない事務所の姿を。

 

それこそ“固有種絶滅”といってもいいような状況です。

 

 

事務所としてのサービス体系やサービスカラーを
刷新するために、
意図してスタッフの入れ替えに踏み切るのも
経営者判断としてはありえる選択肢なのかもしれません。

 

ただ、私はそのような趣旨での
スタッフ全面入れ替えに踏み切った事務所を
私はこれまでにほぼ見たことがありません。

 

要するに、意図しない
全滅を招いてしまっているのです。

 

このところ、
このような悪化するばかりの職場環境から脱却するために、
業務の標準化や所内の情報共有化の重要性について
理解を示していただける先生が増えてきました。

 

とはいえ、それらを所内に定着させることができるか否かは、

結局職員さん一人一人の行動に依るところが大きいのです。

 

事務所に収益をもたらすのも“人”

 

害をもたらすのも“人”。

 

経験者を採用すること自体が悪だと
誤解されてしまうと困るのですが、

 

所長先生の考え方に賛同する、
サービスの品質向上や収益拡大に寄与する
人材を見極めて採用しなければ、

その後に続く苦しみは、想像を絶するものになるかもしれません。

 

辞めて欲しい人材ほどなかなかやめない。

 

辞めて欲しくない人材に限ってやめてしまう。

 

よくお聞きする話ですが、

そうならないためにも事務所にマッチした人材確保を

心掛けたいものですね。

 


にほんブログ村   税理士 ブログランキングへ   F2ブログランキング
良かったら、毎日1回クリックしてください。


 

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2017-07-25 10:37:17

“追い詰められて”動くか “追い詰められる前に”動くか

テーマ:木村哲也

みなさん、こんにちは。

 

ここ3週間近くにわたり、
ブログの更新が滞りまして申し訳ありませんでした。

本日より再開いたしますので、
引き続きよろしくお願いいたします。

 

さて、この数週間、東北地方から沖縄県まで、
私どもが全国の会計事務所様に
提供させていただいております
財務ソフトCASH RADARシリーズを

 

20年以上にわたってご愛用いただいております
税理士先生の事務所に
「1日あたり1.5事務所」ほどのペースで
お伺いしておりました。

 

東京からの片道の移動だけで
6時間近く要する事務所もあり、
40代中盤に差し掛かった私にとって激務ではありましたが、
刺激的な日々を過ごしておりました。

 

税理士先生によっては、
私自身が3年5年お会できていなかった方も多く、

その後60代、70代を迎えている先生でも
みなさんいい意味でギラギラしている
年齢を感じさせない所長先生ばかりで、

 

前向きな発言とそれらの言葉を
裏付ける行動力を目の当たりにして
私たちは本当に素晴らしいお客様に恵まれていると
改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

私が、そんな感覚になったのには理由があります。

 

私たちとお付き合いのある税理士先生は、
常に世の中の動きにアンテナを立てて
敏感に行動されている方々ばかりなのです。

 

前向きな発言、それを裏付ける行動力を
発揮できる背景には、
事務所が危機に陥る前に対策を打つ意識を
普段から持ち続けていることに他なりません。

 

というのもこの1、2年、
主に『在宅スタッフの活用』をきっかけとして、
初めて私どもが提供しているサービスや
CASH RADARなどのシステムを新規に導入いただく
会計事務所の先生が増えてきておりますが、

 

その動機として、

「困り果てて、他に手段がなく...」

というケースが決して少なくないのです。

 

なぜそこまで追い詰められてしまっているのかは
各事務所様によって様々ですが、
いずれにしてもギリギリの状態で
ある意味やむにやまれず決断されたのだと思います。

 

ただ、みなさんの事務所でも、
顧問先様との関係においてこのようなことを
何度か経験されていると思いますが、

ある程度経営全般が安定しているなかで、
改善の手段を施す場合と、
土壇場まで追い詰められてからそうするのとでは、
支援側のパワーのかけ方がまったく違ってきます。

 

改善策実施から良い方向に向かう確率も
やはり余裕がある方が
各段にアップすることは間違いないでしょう。

 

その点、本当に追い詰められていると自覚しない限り
行動にまでは移さない会計事務所が
世の中にはどれほどあるのでしょうか。

 

私自身も、私どものサービスをご検討中であった
先生やその関係者の方々のなかには、
その後過労で倒れられたり、
なかにはお亡くなりになった先生もいらっしゃいました。

 

あるいは、どこに原因があったのかは
今となっては知る由もありませんが、
職員の一斉退職に遭遇したり、
顧客持ち去り騒動に遭ったといういうことも
目の当たりにしてきました。

 

誰も望んでいない結果を
招いてしまったということです。

 

 

お医者さんが患者に話す、
「治療より予防」といった表現を、

税理士さんから顧問先様をはじめとした中小企業様へ
お話しになることがありますが、
決して会計事務所も
例外ではないと私は思えてなりません。

 

『士業からサービス業へ』

 

単なる業界向けの標語ではなく、
私たちの業界で生き残りをはかっていくために
他業種同様、真剣に取り組んで
いかなければならないところにまで、
私たちは来ているのではないでしょうか。

 

かつてはあまり感じることのなかった
事務所間での“力の差”が
このところ明らかに開いていることを感じます。

 

その地域地域で、
もし「一強他弱」のマーケットが
スタンダードになってしまうのであれば、

ぜひとも私たちとお付き合いのある税理士先生は、
その「一」を守り続けていただきたいと願うばかりです。

 

 


にほんブログ村   税理士 ブログランキングへ   F2ブログランキング
良かったら、毎日1回クリックしてください。


 

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。