葛藤と焦り、そして憧れ
みなさん、こんにちは。
「気力、体力の衰えを心底感じる」
「繰り返される“人の問題”に疲れた」
「法改正やデジタル化に頭が追い付かない」
「後継者が見つからない」
60代以上の税理士先生から、
このようなお声を頂戴する機会が増えています。
とくに、これから本格化する
インボイスや改正電帳法への対応を巡って、
これまで行ってきた事務所運営の在り方に
不安を感じておられる税理士先生方も
多いのではないでしょうか。
セミナーや研修などを通じて
制度そのものの情報を得ることはできても、
今後それをどうやって
所内業務として受け入れていくのか、
あるいはお客様との役割分担をどう変えていくのか、
人員体制はどうする...
ソフトやハードの環境は...
想定される費用は...
もともと抱いてきた将来的な不安に、
目の前に迫って来るこれらの課題も積みあがって、
「もう引退したほうがいいかも」
「いっそ、どこかの事務所に
引き取ってもらえないか」
など、やや自暴自棄なホンネを漏らす声も。
事実、
大手税理士法人の系列に入りましたという
税理士先生からのご案内が、
これまでとは比べられないほどのペースで
全国から私たちに届いています。
“そろそろ悩みや責任から解放されたい”
その一方で、
“心血を注いできた事務所を
みすみす赤の他人には渡したくない”
業者から大量に送られてくるM&Aについての
DMやメールを目にするたびに
誰にも話せずに、
一人葛藤されている所長先生も
思いのほか多いのではないでしょうか。
いまや、後継者候補がいたとしても
経営の安定化を求めて
大手の傘下に入ることを選択する
ベテラン税理士先生もおられるほどです。
私自身は、グループ傘下に入って10年、15年と
経過してた事務所の事例を、
数えるほどしか存じ上げていないので、
その後、お客様はどうなっていくのか、
所長先生や職員の方はどうなっていくのか、
正直なところわからない部分も多くあります。
ただ、ここ最近で
「肩の荷が下りた」とほっとされている
先生方の話をお聞きする限り、
それは正しい選択だったと信じたいですね。
みなさんの事務所では、いかがでしょうか。
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