66日ルール | 会計事務所応援 ブログ

66日ルール

みなさん、こんにちは。

みなさんは、
66日ルールというものをご存じでしょうか。

私はとあるセミナーを受講した際、
たまたま耳にしたワードだったのですが、

どうやら
イギリスの博士が研究した結果をもとに、
『人は66日続ける事ができれば習慣が身につく』
という説に基づいたものだそうです。

その講師の方いわく、

「66日というのは、
 あくまで目安の期間を表しているものですが、

 例えば毎日30分ジョギングをする、
 タバコを吸わない、ピアノの練習をする、

 どんなことでもまずは66日間
 頑張って続ければ、その後

 “続けない方がかえって気持ちが悪い”という

 心理状態に変わる」というのです。

なるほど、何となく
そうなりそうなイメージも湧きますね。


もしそれが個人ではなく、
会社組織だったとしたらどうでしょうか。

私は組織もつまるところ
個人の集まりなので
原理は一緒のような気がするのです。

つまり

「新たな取り組みを習慣化するなら、
 四の五の言わずにまずは66日間
 (営業日数で換算すると3カ月間)
 頑張って続けてみよう!」

ということです。

しかし、ほとんどの会計事務所では
それ以前に、こんな声が
周囲から聞こえてくるはずです。

「それを続けて、
 私たち(事務所職員)にメリットがあるのですか?」

「それを続けて、
 お客様(顧問先様)にメリットがあるのですか?」

所長先生がせっかく「これだ!」と閃いた
新しい取り組みも、
この鋭い2つの質問に回答することなく
前に進めることはできません。

そこで立ち止まってしまう税理士先生が、
どれだけ多いことか。

頑張って、それなりの回答を準備しようとする方も
いらっしゃいます。

しかし、実際に手を動かしたわけでもなく、
その恩恵にあずかったわけでもない人が、
説得力をもって回答することなど不可能です。

ましてや、一歩踏み出す前から
「三方よし」の条件が約束されている取り組みなど
滅多にないのです。

もしそのすべてが備わっているなら、

すべての会計事務所がすでに飛びついている

はずなのです。

裏を返せば、

メリットという魅力的なニンジンをぶら下げることで
組織全体を動かす原動力にできるというのは
やや無理があるのではないかというのが
私の考え方です。

職人タイプと呼ばれる人材が
組織の一定数を占めるこの業界、
実はメリットの感じ方も人それぞれだからです。

ではどうすればいいのか。

「66日間続けてくれる人材にだけに絞り込んで
 まずは小さな成功体験を確実にひねり出す」

これに尽きるのではないかと私は思います。

その小さな成功体験を核として、
時間をかけつつ組織内に広げていくのです。


“メリット”という言葉に踊らされて、

あるいは“時間(手間)がかかる”
という言葉に踊らされて、

手遅れ寸前の深刻な事態になるまで
何も手を打たないまま

時間を浪費してしまう会計事務所が後を絶ちません。

先生の閃きを、
埋もれさせてはもったいないと私は思います。


まずは66日間なら絶対に耐えられると信じて、
選抜メンバーと習慣化したい取り組みを掲げて、
一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

何もしなければ、メリットも何もないのです。

 

 

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