所内体制は“整わない”のが常識!? | 会計事務所応援 ブログ

所内体制は“整わない”のが常識!?

みなさん、こんにちは。

突然ですが、

みなさんの事務所では、
所内体制が整っているでしょうか。

おそらく
その答えは“No”だと私は思います。


というのも、私自身
これまでに20年以上にわたって、
全国の会計事務所様に向けて
一件一件業務改革に繋がる提案を
絶え間なく行ってきました。

すると、

「いい話だとは思うけれど、
 ある程度所内体制が整ったらご相談しますよ」

「いまから所内の体制を整えない限り
 手の出しようがないですよね」

という税理士先生のリアクションが
大抵返って来ます。

その数は、正確に数えてはいなのですが
おそらくこれまでに
500や600事務所を軽く超えていると思います。


しかし...

20年間ずっと待ってはいるのですが、

“所内体制が整いました!”

という先生からのご連絡が来た記憶は
これまでに一度もありません。

つまり、所内体制は永遠に整わないのです。

もっと言ってしまえば、
所内体制が整うまで待っているようでは、
いつまで経っても業務改革に
踏み切れないということです。


実際に、成長著しい会計事務所様の
組織図を見せていただくと、
キレイなピラミッド型をしているのは
極めてレアケースです。

そのほとんどは、
組織名にしても役職名にしても、
いかにも“工事中”あるいは“発展途上”であることが
すぐに伝わってきます。

そこに構造上の矛盾が潜んでいたとしても、
所長先生や幹部の方が
そのことを気にしている様子はありません。

私は、それが正解ではないかと思います。

だからこそ、
躊躇なくチャレンジできるのです。


むしろ、所内体制が整ったということは、
その時点で組織全体に硬直化が始まっている
可能性を疑わなくてはなりません。

成長を望むのであれば、
所内体制は“整わない”のが常識。


さて、みなさんの事務所はいかがでしょうか。


 

 

エヌエムシイ税理士法人実践事例公開セミナー(次回は7月20日(水)に開催)
お申込み受付中!

https://nmc-ao.jp/seminar/consulting/

 


にほんブログ村   税理士 ブログランキングへ   F2ブログランキング
良かったら、毎日1回クリックしてください。