『固い頭』との上手な付き合い方 | 会計事務所応援 ブログ

『固い頭』との上手な付き合い方

みなさん、こんにちは。


「あなた、頭が固いね」


社会人になって20年ほど経ちますが、
私がこれまでに何百回、何千回となく
様々な立場の方から
指摘されてきたフレーズです。


それにしても自分自身の性格ながら
思い通りにはなってくれないものですねぇ。


残念ながらいくつになっても、
コチコチに固くなっている頭は、
柔らかくなりません。


誰でも、前日とまったく変化がないまま、
翌日も全く同じ一日を繰り返すことなど
ありえないのに、

何か日常に変化を
もたらそうとする事柄が迫ってくると、
無意識に防御感覚が働いてしまうのです。


「脳が老化するから
 変化に対応出来なくなる」
という説もありますが、


私よりも上の年齢の方でも、
考えが柔軟な方は
世の中にいくらでもいらっしゃいます。


俗にいう“柔らか頭”と呼ばれている人は、
私とはどこか頭の構造自体が
違っているのでしょうか。


ただ、不思議なものです。


そんな性格にもかかわらず、
私は『変化対応業』とも呼ばれる
流通業(スーパー)という、
日々変化が絶えない職場を希望し、
学校を卒業後就職しました。


また、転職した現在では、

会計事務所におじゃまし、

それぞれが抱える「固定概念」を
変えたいと願うお客様のために、
システムやノウハウ、ツールを使って
その変化を支援する仕事に従事しています。


また、社内においては、
それぞれ特徴も文化も違う
部門や部署間での業務調整役のような
仕事を行うことも少なくありません。


みなさんのなかでも、
もともと柔らか頭の人、
「頭が固い」と自覚している人、
とくに自覚していない、わからない人と
それぞれだと思いますが、


とりわけ私のように
「自分は頭が固いのだ」と
自覚している人間にとっては、


“頻繁に変化を伴う仕事”
あるいは
“他人の変化のお手伝いをする仕事”


など向いていないのではないか
と感じることも少なくありません。



ただ、そんなことを
考えていてばかりでは
ストレスが溜まるばかりです。


そこで私は、


□変化に前向きな柔らか頭の人


□コミニュケーション能力に長けている人


とは違ったアプローチで、
これらの仕事と向き合うことにしています。



それは何かというと、

□『頭の固い人』の立場になって考える


□『あまり変化を好まない人』
 の立場になって考える

ということ。


なにぶん自分自身が
そのタイプだとわかっているので、
そんなに難しいことではありません。


そんな固い頭の人の立場になって、
あれこれ心動かすことを考えたり
実施してみるのは、結構面白いものです。


ですから、
決して得意分野ではないにもかかわらず
このような仕事を依頼されることが
多いのかもしれませんね。


しかし、そんな場面の一つ一つで
私がとても厄介だと感じることがあります。


それは、
どうみても頭が固いであろう
言動をとっているにもかかわらず、
「自分は頭が固い」と自覚していない
タイプの方がいることです。


このタイプに変化を促すことは
本当に難しいとつくづく思います。


今日は漠然としたことを
色々と書き連ねてしまいましたが、

誰でも固い頭を簡単に柔軟にできれば、
それに越したことはありませんが、


なかなかそれが難しい場合には、
固い頭とどう上手に付き合ってゆくかで

不必要なストレスを溜め込まずに
日々過ごせるのではないでしょうか。


そのためにも、
周囲ばかりを変えようとするのではなく、
自分自身も変わってゆこうとする努力を
惜しんではいけませんね。


みなさんの場合は、
頭が固いタイプですか?
それとも柔らか頭のタイプですか?



にほんブログ村 士業ブログ 税理士へ
良かったら、毎日1回クリックしてください。