光栄の「三国志」では武将の能力がとても重要になってきます。

その当時は光栄のゲームしかしなかったのでよく分かっていませんでしたが、他社のゲームと比べて武将の能力の影響は大きくなるように出来ています。

武力に到っては、95と98程度の差でも決定的な差となります。

特に能力が上の方になると、影響の度合いが大きくなってくるように思えました。

そしてその能力は、ベースになっている三国志正史や演義に忠実なものとなっています。

おおよそ納得できる内容です。

あるいは、この能力値の比較によって、実際の武将の能力差を把握していたようにも思えます。

実際のところは間違った認識を刷り込まれていたのかもしれませんが。

例えば孔明亡き後の蜀を支えた姜維は意外と低い能力となっています。

それを見て、ああ、相対的に蜀の中では優秀だけど、実際はそうでもなかったのだな、と勝手に史実を理解していました。

実際のところ彼を評価するのは議論のあるところなのでしょうが。

武力100の呂布は三国志最強の武将なのだな、と無条件に納得もしたのです。

そもそも、個人の能力が戦闘の趨勢を決めるという戦争観を光栄のゲームによって植え付けられたのでした。

小学生ぐらいの子供には、影響力がありすぎるゲームだったのです。

それでもこのゲームと横山光輝のマンガ「三国志」は、子供にとって大切なことを教えてくれたのでした。

それだけ夢中になれたというのは、今思うととてもいいことのように思えるのです。

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