人の人生というものは、意外と呆気無く終わりを迎えてしまうことが多々有ります。
私の場合、母の時はガン告知を医者からされていたので、とても悲しくはありましたが心の準備はできていました。
……もっとも、それでも亡くなった時はとても悲しかったですが…。
父の時は、突然の出来事でした。
私は家を出て新しく家を建てていたし、妹達はみんな嫁いでいました。
嫁いでしまうとなかなか実家には近寄りません。
しかも母が亡くなった後は、父一人。
この父には子供の頃、さんざん心配させられたことがありましたので、やはり娘は近づきません。
私もそんな記憶が強くあるので、近づきません。
そんな時に起こった不慮の事故でした。
父がなくなった後、兄妹は頭を突き合わせていろいろ考えました。
もう両親はいません。
残されたのは、古びた実家のみ。
この実家をどうするか。父が乗っていた車をどうするか。
なにより。
若いころ、いつも借金を作ってばかりだった父。
ヤミ金なるものに手を出していたこともあります。
そんな父が、借金を残していない可能性が、ないわけではない。
この時すでに、頭には「相続放棄」の四文字が浮かびました。
「相続放棄」をすれば、両親が遺した余計な借金は背負わなくてすみますが、実家を手放さないといけません。
「相続放棄」をしなければ、父が遺した借金は支払わないといけませんが、実家という思い出は残ります。
さて。どうする?
ここでまず知っておいて欲しい、「相続放棄」をする前にしておいたことがいいポイントがあります。
相続放棄をするしないは、それをまず行ってから、考えることにしましょう。