NIYOCOのカワセさんの文、歌詞、曲、ライブパフォーマンスが好き。



すべてに血が通っていて、時に滲んでいる気がする。
とにかく、赤い。


ライブ中は狂気を感じた。
地獄から這い上がっているような、勢い。体のどこかがはち切れて、いつかぶっ倒れてしまいそうなくらい。

熱いけど、熱くない。なんて言ったらいいんだろう。
下手に触れたら大怪我しそうだけど、歩み寄ればなによりもあたたかくてやさしいライブ。
一方的に投げつけてくるおしつけの音楽じゃなくて、ステージとフロアの対話。コミュニケーションが音楽になっただけ。歌詞も曲も変わらないけど、それまでの人生のっけて歌っているようだった。

「ライブ終わって必ず笑顔でかえらなくたっていい。号泣して帰ってもいい。」
そんなMCにも救われた。

バラードの時は繊細すぎる細い糸を、汗だくに濡れて震えている手で、切れないように辿っているようだった。
"青く澄んだビー玉 記憶喪失のまま"

最後はぶっ倒れていた。全ての曲が終わって、ステージからはける体力もなく、ギターと一緒に倒れ込んでいた。「うごけねー」って言いながら客と笑っていた。





NIYOCO 川瀬裕一

彼は平均より少し死に近い存在な気がするけど、それでも生きようと足掻いて生みだしたエネルギーは、やさしくてあたたかい。


この文での表現が正しいかはわからないし、伝わりにくいだろうけど、彼がとても好き。