そんな感動的な思いとともに病院を後にしたわけですが…
去り際、エレベーターの前で
手の空いている看護士さん療法士さんたちが
皆さん集まって見送ってくれました。
深々と頭を下げ、
閉まるドア。
ふぅー。
さあ、帰りましょう。
片手にバッグ3つ分の荷物を抱え、
別れ際に渡された書類をしまおうと
静かに奮闘してました。
なんとなくドア越しの笑い声が大きくなってるな、
騒がしいなと思っていると、
エレベーターのドアが開きました。
そこには閉まる前と同じ風景が。
「『1階』押さないと動きませんよ、くすくす」
とイケメン療法士。
他の方々も笑っていました。
「す、すみません。。
…ありがとうございました。」
あわてて1階のボタンを押して
もう一度ドアが閉まる。
笑い声が遠くなる・・
書類に気を取られてて行き先ボタンを押してなかった
(らしい)。
最後の最後にこんな・・
普段したこともないような過ちを・・
なんというか、ほんとに・・ね。。
ま、いいけど。
ところで、
話は午前中に遡って。
きょうは最後のリハビリということで
これを逃したらもう次はないので、思い切って
担当療法士の森さん(仮名)に切り出しました。
「森さん(仮)、体操されてたそうですね。」
「そうなんですよ、昔ですけどね。」
って感じで。やっと直接話せました。
「体操部の先生が順大出身で加納さんと知り合いだったんで、
練習とか一緒にやらせてもらってたんですよね。
まぁ、一昔前のことですけどね」
冨鹿米とかの頃・・だそうです(間接的には聞いてたけど)。
「体操のことを話せる人って、なかなかいないんですよね」
と、まんざらでもなさそうににこにこっとされる森さん(仮)。
いえいえ、私の方こそ体操をされてた方と、
しかもちょっとでもかかわりのあった方とお話しできるなんて…
(もちろんこれは言ってない)
義父母の前で、それも最後のリハビリ中に、
あまり出しゃばるわけにもいかないので、
適当なところ(どこ?)で自粛しました。
(残念)
そんな感じで。
「患者さんがよくなってくれて退院するのはうれしいけど、
明日からもう○○さん(義父のこと)に会えなくなっちゃうと思うと
淋しいですよね。」とも。
こういうことの繰り返しなのでしょうね。
殊に義父の場合は本当に素晴らしい回復ぶりだったので
みんな驚きもしたし、
もっと完全に治したいとも思たし、
他の患者さんの励みにもなった、
こんなの初めてだ、
と、看護士の皆さんやリハビリの皆さんには
折に触れて言っていただきました。
(どの患者さんにもおっしゃっているのかもしれませんが)
「まぁ、うちの前の公園の桜、
きれいだから、そのうち花見にでも来てよ」
と義父(ちょっとうるり)。
そうですね。
ぜひいらしてください。
その時はまた体操のお話など・・
そうそう、前の病院で担当してくれた
看護士くん(小山の慶ちゃん+兵頭ゆき風)もお誘いして。
彼にもずいぶん励まされました。
転院のときには「絶対に歩けるようになって帰したかったんだけど・・」
と、涙を流して別れを惜しんでくれました。
「(転院先の病院に)顔見に行くよ」と言ってくれて、
実際に来てくれて、
回復ぶりに驚き喜んでくれたそうです。
涙の再会だったとか。
ありがたいことです。
あ、また。
この流れもう何度目?って感じだよね。
この7カ月のことを振り返って、
「皆さんありがとう&おとうさんよくなってよかったねがんばったね」モード
から今日はちょっと抜け出せないようです。