8時前に次女が出掛けていきました
3時間かけて家族3人を送り出し、
これから洗濯が終わるまでは
テレビなど聞き流しつつ
パソコンを触りつつひと休みの時間
ひとりずつ外に出て見送る度に
庭の紫陽花の花が目に留まります
この数日で段々大きく、色づいてきました
湿り気味の毎日に色を添えてくれる花
雨があがったあとに
日の光を浴びてキラキラ雨粒を輝かせる
そんな姿もまた風情があります
あじさいの花は、いわさきちひろさんの絵を思い出させます
あじさいを持つ少女の姿
水彩の淡い色調で描かれたあおやむらさきのあじさい
花や子供を好んでモティーフに使ったちひろらしい作品
雨傘をさしてながぐつをはいた子供の絵もこの時期に似つかわしい
学校への行き帰りの道が思い出されます
いわさきちひろとの出会いは、
小学校の国語の教科書だったでしょうか
透明で、どこかさみしげで、それでいて強い想いを感じさせる瞳のこどもたち
好きだった教科ということもあったのでしょうか、
気付けばちひろの描く世界にすっかり魅了されていました
中でも印象深いのは、あまんきみこさんの「白いぼうし」の挿絵
タクシー運転手の松井さんが道に落ちていたぼうしを拾うと、
中からチョウが舞い出してくる
誰かが捕まえたチョウを自分が逃がしてしまったと知った松井さんは、
かわりにぼうしの下に夏みかんをおいておく…
松井さんのやさしさと稚気、男の子の驚き、
ふしぎなおんなのこ(逃がしてもらったチョウ)…
ちひろの挿絵とともに、深く心に刻まれたお話です
久しぶりに画集など引っ張り出してページを繰ってみました
これを入手したのは、いわさきちひろさんの一人息子松本猛さんの奥様である
松本由理子さんが娘が通う幼稚園に講演に来られた時でした
戦後という時代背景もあり、波乱に満ちたちひろの決して長くない生涯は、
少しづつ変わっていく彼女の画風やテーマにも現れています
画家として私たちに感動を与えてくれる一方で、
彼女自身は一時息子猛さんを自らの手で育てることを断念しなければいけませんでした
ちなみに、そのとき猛さんの乳母となったのが、三宅裕司さんのお母様だそうで…
あぁ、今日もまた話があらぬ方向に…
洗濯終わりの電子音が鳴ってからもう何分くらいたっちゃったでしょう
すっきりしない空模様ではありますが、今日は外干しでだいじょうぶでしょうか