「鴨川ホルモー」 万城目学
玉木宏主演のドラマ「鹿男あをによし」の原作者である万城目学氏。
本作は氏のデビュー作です。
なんとなく読んでみたいなとは思っていたのですが、
なんとなくずっとそのままになっていました。
この何週間か(最近は見なくなった?)映画のトレイラーを何度も目にするうちに、
「だ・か・ら、ホルモーって何さ?」と、居ても立ってもいられなくなりました。
だって、あらすじを読んでも映画の予告見てもさっぱりわからないし。
文庫版も出てたのでネット購入。
読後の感想を一言でいうと、「爽やかな青春もの」です。
鹿男同様大胆かつはちゃめちゃな舞台設定が緻密になされていて、
読み始めたとたんこの理性的にばかばかしい万城目ワールドに引き込まれました。
同時にがそこかしこに漂う学生時代特有の空気(抽象的ですが)に
懐かしさを覚えずにはいられませんでした。
ストーリーについて書くのはやっぱり野暮としか言いようがないので、やめます。
小出しに明らかになっていくホルモーの謎を、主人公とともに
じらされ、もどかしく思いつつ知っていくのが正しい読み方だと思われるので。
って、文庫が出て映画化までされた時点で遅まきながら読んでおいて
書くことではないですね。
小説の評価は「悪くない」ってとこ
(5段階で四捨五入して繰り上げ4くらい―だったら10段階にしろよ)
例のシーンがどんなふうに映像化されてるか、ちょっと映画も見てみたい気も。
予告見てたら栗山千明ちゃんがことのほか目を引くよね。