昨日は録画していたThe Momentsを見ました。
キャスター桜井翔クンによる体操の冨田洋之選手への取材。
ちなみにナレーターは池田“シャア”秀一氏。
同年代の同性という気安さでしょうか、取材に応じる冨田選手、心なしかリラックスした様子です。
体脂肪率は低すぎて測定不能(5%以下)、食事制限等はなく自己管理でとのことなので、採ったカロリーはすべて練習で消費してしまうのでしょう。
バーベルを使ったウエイトトレーニングのようなことはほとんどせず、練習によって必要な筋肉のみをつけるのだそうです。
桜井クン 鉄棒、つり輪、平行棒等の体操器具を見て回ります。桜井クンの倒立に苦笑いする冨田選手。倒立の姿勢で普通にしゃべっているのにはちょっとびっくりです。
それにしても、番組オープニングの鉄棒からの落下シーンには思わず目をつぶってしまいました。そう、去年の世界選手権大会、団体で2位に食い込んだものの、個人総合では12位という結果に終わっていたのです。つらいシーンが続いたのを思い出しました。
完璧で美しい演技を身上とする彼にとって、2006年のルール変更は大きな意味を持っていたと思います。従来の10点満点方式は廃止され、B得点(演技の正確性:10点からの減点方式)+A得点(技の難度:加算方式)という採点方式になりました。完成度から高難度への転換。去年の世界選手権の結果は、このあたりのメンタル面が大きく影響したのかもしれません。
今、彼は語ります。
「少し戸惑うことはあったが、本質的な体操競技というものは変わらない。美しさを求めながらより難度の高い技がどれだけできるかというのは前のルールであろうと今のルールであろうと変わらないので、追求することは一緒だと吹っ切れて練習していた」
2年間の心の葛藤を淡々と言葉にする冨田選手。美しさと難易度の両立
――それが選手に課せられた課題だと結びました。
“美しく勝つ”冨田選手の活躍を改めて期待したいです。