【かがくじょうたつ】
身近で容易なことから学んで、だんだんに高度で深い道理に通じること。

◇  ◇  ◇

テレビを観ていたら、とある家族の密着ドキュメンタリーが流れていた。

不景気の影響で仕事をクビになり、明日はどう生きていたら良いのかと路頭に迷い、どうして行政は何もしてくれないのかと憤っていた。

番組の展開上、多少なりとも同情を集め、お国はどうなっているんだと共に憤る人を集めたいところだろうが、残念ながら事実は全く違う次元にあった。

この子のミルク代ももう無いんです、と出してきた預金通帳は残高が数十円。しかしながら、見えている範囲の引き出し全件に取扱手数料がかかっている、総額3000円はあるだろう。

コントですか?


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【ぐんゆうかっきょ】
多くの英雄や実力者たちが各地に勢力を張り、互いに対立して覇を競い合っていること。

◇  ◇  ◇

サッカー・ワールドカップである。
4年に1度の祭典である。
世界中が熱狂するそうである。

サッカーの試合は単純に面白いと思っている。野球やサイクルロードレースと違い、息つく暇なく展開していくし、ワクワクドキドキハラハラ感もそれなりにある。

そして、私だって日本戦になったら日本を応援する。いつもはどこかに隠れているナショナリズムが発動するし、やはり、どちらかに肩入れしていると、ワクドキハラ感の高まり方も違ってくるからだ。

しかし、なぜ今は「どうせ3敗するってば」みたいな気持ちにしかなれないのだろうか。

選手が嫌いなのか?
いや、嫌いになるほど何も知らない。

監督が嫌いなのか?
ニュースの見出しに「岡田監督○○◆※!」などとあると、「どん様(現オリックス監督・岡田彰布氏)がどないした?」とついつい思ってしまい紛らわしいが、さりとて嫌うほどのことでもない。

ファン……なんて好きにしたらエエがな。

そう言えば、阪神が短期決戦(クライマックスシリーズ等)に臨む時の私は、同様に「どうせアカンって」と言い続けていた。勝って欲しいに決まっているにも関わらずである。

恐らくは、期待を裏切られたときの落胆が怖く、無意識に自分を守っていたからだろう。

と言うことは、本当は誰よりも猛烈に応援しているのだろうか。

頑張れっニッポン!なんてね。

#worldcup


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【すいがんもうろう】
酒に酔ってとろりとした目付きになり、頭もぼうっとして、辺りの物がはっきり見えないさま。

◇  ◇  ◇

かつて阪神や千葉ロッテ、ヤンキースなどでプレーした元大投手が、またもや逮捕されたらしい。日米両国での逮捕とは、両国でノーヒットノーランを達成したぐらいの快挙……なワケはない。

今回も酒がらみの容疑だった同元投手には、改めてこの言葉を贈りたい。

「酒は飲んでも飲まれるな」

とは言え、私も飲みすぎるとついつい愚行・蛮行を働いてしまい、翌朝には猛烈な慙愧の念にかられる。犯罪行為にまでなりはしないが、抑えが効かなくなっている時点で紙一重、気をつけなければならない。

そもそも、なぜ人は酒を飲むと変わってしまうのだろうか。

体内に摂取されたアルコールは、胃腸から吸収され肝臓へと向かい、酵素の力により水素とアセトアルデヒドに分解される。

しかしこの処理速度はそれほど速くはないので、分解待ちのアルコールが血中に流れてしまう。

これが脳に達すると、脳細胞を徐々に麻痺させていく。この程度により、人は「ほろ酔い」「酩酊」「泥酔」し、その人格を変えていくのだ。
※その先には「昏睡」「死亡」がある。

つまり、脳にアルコールが達しないようにさえしておけば、知性的な大学教授がエロエロセクハラオヤジになることもないし、国家中枢の担い手が記者会見中に寝ることもないし、歌って踊れる高好感度青年がストリーキングをすることもない。

しかし、それは容易なことではない。

血液が届かないよう脳への血流を遮断すれば酔うこともないが、あっという間に「昏睡」を通り越して「死亡」してしまう。また、水分摂取が有効な気もするが、「何が悲しゅうて水ばっかり飲まなアカンねん」状態に陥りかねない。

トドのつまり、酒量を抑える精神力を養うしかないのである。これが最も難しいのだが……。

やっぱり「酒は飲んでも飲まれるな」ってことか。


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