お姫さまの物語はいつも心をときめかせてくれます
シンデレラ 眠れる森の美女 かぐや姫 おやゆび姫 ・・
たくさんあるけれど私にとって特に印象的なのは
・:*白雪姫と人魚姫・*:・このふたりのお姫さま
白雪姫はつらいことがあってもいつも幸せな未来を信じ続け
ついに王子様にめぐり会えそして愛されるハッピーエンド
一方で、人魚姫は王子様を深く愛するがゆえに
想いを告げられないまま
王子様の命とひきかえにみずからは海の泡となってしまう悲恋
でも悲恋かもしれないけど
そこまで深く愛せる人と出会えた人魚姫は
もしかしたら本当は幸福だったのかもしれない
このふたつの物語に触れるたびに辻仁成さんの詩が浮かびます。
「 サヨナライツカ 」
永遠の幸福なんてないように
永遠の不幸もない
いつかサヨナラがやってきて いつかコンニチワがやってくる
人間は死ぬとき 愛されたことを思い出すヒトと
愛したことを思い出すヒトにわかれる
私はきっと愛したことを思い出す*☆*:;;;:*
人魚姫は「愛したことを思い出すヒト」だったのでしょうね。。
私はどっちだろ。。