昨春、初の緊急事態宣言が出た時も、
3ヶ月間の実年レッスン休講期間の後、
どのように再開するか、悩みました。
決め手になったのは、この3点でした。
①安全であること
②実現可能であること
③真に、皆様のお為となること
とは言え、絶対の安心は、ない。
また、相手のお為になるかどうか、
考えるのは、容易ではありません。
かつて「銀河鉄道の夜」を読んだ時、
心に深く刻まれた、このくだり。
"本当にみんなの幸福を探しに行こう。
でも本当の幸福が一体何かわからない"
以来この一文が、私の人生のテーマです。
安全については、考え得る限りの対策を
講じた上で、公共の場や他の機関が日頃
どのように、安全を守っているのか、
なるべく多くの例を、参考にしながら、
どうしたら良いか考え、実行しています。
街も、滅多に歩きませんが「コロナ対策」
や「感染予防のお願い」的な記載を見ると
ついつい読むのが、習慣になりました。
とは言え、出来る事には、限りがある。
なので、実現可能な範囲を超えないか、
考えた上で、出来る事、続けられる事を
やるからには、出来る限り、しています。
それでも、常に、自分のする事が、真に
縁あって出会えた、目の前の方のお為と
なっているか、自問自答する毎日です。
自分の責任において、この状況下で人を、
それも高齢の方を集めるのは、責任重大。
それでも、いつもこころに太陽を。
くちびるに歌を。音楽は、心の栄養だから♪
真に、皆様のお為となる事は、何だろう。
それを、何度も、繰返し問い続ける事が、
私の、感染予防対策の基本です。