「後輩の教育の問題。自分が困っていることは何か?」 | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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「後輩の教育で困っています。

最近若い子は、自分から積極的にくるということがなく、

特に自分から報告や相談にこないことが困ります。


ギリギリになってから報告やに来たり、

問題が悪化してから相談にくるので、困っています。」

このような相談を受けることがあります。


後輩の教育はどこの職場でも

頭を抱える問題の一つだと思います。


今回のような問題を考える時

「後輩の教育が困る」と

考える時、まず自分の意識が

「後輩の悪いところ」



「後輩の問題点」

にいきます。



しかし、そのように後輩の悪いところを探す前に、

まず

「自分は後輩が報告や相談にこないことで

何に困っているのか?」


「自分が困っていること」

「自分の抱えている問題」

このことを考えるようしています。



例えば、

1)「後輩がなかなか相談にこないことで、

問題が悪化し、

その事後処理を自分がやることになり、

その処理がやりたくない。」

ということなのかもしれませんし、

2)「後輩が報告にこないことで、

自分が状況がうまくつかめず、

上司に報告できず自分が困っている。」

ということなのかもしれません。




このように考えてみると、

後輩の教育も大切ですが、

それだけでなく、

自分が解決すべき課題が見えてくることもあるのです。

例えば(1)の例ですと、

事後処理を別に自分がする必要はなく

後輩に事後処理までさせても良いのかもしれませんし、

(2)の例ですと、

自分が把握すべき最低限の情報は後輩の報告を待たずに自分から

調べるようにする

などの対策を取れるかもしれません。



私がここで伝えたいことは、

とかく後輩の教育の問題というと

後輩の悪いところ探し

のようになってしまうことがあるのです。

そのように考えるのではなく


常に、今自分は何に困っているのだろうか?

今自分の抱えている問題はなんだろうか?

と自分発信で考えるようにすると

いいのではないかということです。

後輩の教育の問題を

後輩に問題があると考えるのではなく

そのことで自分の困っていることは何か?

と考える。

こう考えると後輩の悪いところを探しているのではなく


自分のやるべきことが見えてきます。

人の悪いところを探していても

仕事のモチベーションは高まりません。

それより自分のやるべきことが見えるからやる気が高まるのです。

これが、後輩の教育を通して、

自分のモチベーションを高めるコツでもあると

考えています。

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