「患者さんがやる気を持って、
リハビリをしてくれず困っています。」
このような相談を受けることがあります。
このような時、
患者さんがリハビリに乗ってくれないことで
自分自身のモチベーションが下がっていないか?
まずそれをチェックするようにしています。
「作業療法というからには、
これくらいのことはするべきだ。」
このような思いがあると、
その「これくらいのこと」
にまで、自分のリハビリが達しないと
「これじゃあダメだ」と
セラピスト自身が自分自身を
責めてしまったりしてしまいます。
セラピスト自身が自分を責めてしまうと
周り回って、自分の後輩を責めたり、
学生にきつく当たったり、
また自分ではそのつもりがなくても
患者さんにきつく当たってしまう。
そういうことが起こり得ます
だからこそ、患者さんを見る時も
モチベーションが下がっている中でも
やってくれていること
やる気がないと言っている中でも
できていることに
注目するように気をつけています。
できていることに注目するのです。
そして、また自分の中にある
「○○するべき」という考えに
少し緩みをもたせて、
「○○になるといいなあ」
くらいに考えるようになると
少し自分に余裕が出てきます。
やる気が上がらない患者さんに対して
自分も一緒にモチベーションダウンするのではなく、
「やる気がない中でも
これだけはやってくれるのだ!」
といいところを見つけて
モチベーションを維持できるような
関わりを心がけたいものですね。
こんな感じのメルマガを週2回のペースで書いています。
他にも読んで見たい方。
下記リンクから登録よろしくお願いいたします。
メルマガ登録はこちら