相手にやる気になってもらう教え方 | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

「後輩や学生など、相手にやる気になってもらえるような

教え方について教えてください。

後輩や学生に仕事の仕方を教えるとき、

ただ仕事の仕方をわかってもらうだけでなく、

モチベーションを高めてもらえるような伝え方って

ないでしょうか?」


このような相談をいただくことがあります。

私が工夫していることは、

(1)なるべく単純化して教える。

(2)教えたことが何に繋がっているのか全体像も一緒に伝える。

この2点を工夫しています。

(1)については、

まず教える相手が確実にできるように、

なるべくやることを単純化して伝えると言うことです。

教わる→教わったとおりにやってみる→できたことを先輩と確認する。

この繰り返しで、後輩や学生さんはモチベーションが高まります。

ですので、確実に「できた!」という体験ができるように、

教える必要があると思っています。



次に(2)については、

自分の仕事が全体のどこの部分に相当しているのか?

それについて必ず伝えると言うことです。

自分の仕事の意味についてよく理解してもらう。

というような意味です。


有名な「3人のレンガ職人の話」は皆さん知っていますでしょうか?

とある建設現場で3人の男が働いています。

あなたが、その3人に「何をしているのですか?」

と聞くと

Aさんは「みりゃわかるだろ!レンガを並べているんだよ!」

と答え

Bさんは、「高さ10m、幅30m、厚さ45cmのレンガの壁を作っているんだよ。」

と答え

Cさんは、「聞いてくれてありがとう!いまだかつてないほど、立派な大聖堂を建てているんだよ!」

と答えるものです。

AさんもBさんもCさんも

同じレンガを並べるという仕事をしているわけですが、

どのような意識でその仕事をしているのかが全然違うという話です。


人に教えるときには、相手がCさんになれるように

その仕事の意味も含めて教えていきたいものですね。


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