姿勢と心理状態の関係について | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

今日は姿勢と思考の関係について書きたいと思います。

人とコミュニケーションをしていて、

目の前の人が、どんな姿勢で話をしているか?

実は、その人がどんな姿勢で話しているのかを観察するだけで、

その人がどんなことを考えているのか?

どんな心理的な状態なのか?

ある程度予想できます。

今日は簡単に見分けられる2パターンの姿勢と心理状態の関係を

お伝えいたします。



姿勢の見方として

姿勢が左右対称なのか?

姿勢が左右非対称なのか?

という見方があります。


姿勢が左右対称でまっすぐ話をしているときは、

自分の話すことに一致感があり、自分の考えに確信をもって話をしています。

反対に、姿勢が左右非対称の時は、自分の考えに少し疑問があったり、

何かを考えながら、結論を探しながら、言葉を探しつつ話をしている。


そんな見方があります。


姿勢だけでもその人の考えていることを読むヒントがあるんですね。

この特徴を知っておくと、姿勢だけで、

左右非対称で話をしている様子を観察したら、

「もしかして、何かひっかかっていることがある?」

「もしかして、何か納得のいかないことがありますか?」

などの声かけができたりします。

そして、それをきっかけにまた

会話が展開するということがあるのです。

皆さんの臨床でもぜひ活かしてみてくださいね。