以前、私の職場に、新しい実習生が来た時の話しです。
最初に「どんな作業療法士になりたいんですか?
何で作業療法士になろうと思ったんですか?」
こんな質問をしたのですが、
そうしたら、
学生さん、かなりもじもじしながら、
「楽しそうな仕事だと思って作業療法士を選んだんです。
だから楽しく働ける作業療法士になりたいです。」
と答えていました。
「なぜ、そんなにもじもじするのか?」と聞いてみると、
「こういう子供じみた言い方じゃいけないかなって思って、、、」
「学校ではもっと専門的に論理的に話すように言われました。。。」
と学生さんは答えていました。
まあ確かにそういう考えもあるのもわかりますが、
目標や夢を語るときは、
「楽しそうだから、作業療法士を目指しました!」
「患者さんも自分も楽しめる作業療法士になりたいです!」
とシンプルに答えて、全然いいんじゃないかと思います。
専門職になると、
小難しく言った方がそれっぽく見られるというような
ことを思っている方もいるようですが、
自分の目標とか、自分がこの仕事を選んだ経緯とか、
に関しては、
ある程度シンプルに答えられるようになった方が、
良いと思います。
目標や夢と言うのは、
論理的に話そうとか、
専門的に話そうとすると
臨場感が感じられなくなるものです。
こうなりたいという感情を感じながら、
夢や目標を話すためには、ある程度シンプルに、
思うままに話すようにすると、
話しやすくなります。
私もシンプルに
「楽しい職場を作りたい。」
そんな思いで働いています。