患者さん、利用者さんとの関わりだけでなく、
後輩や学生、または上司や先輩との関わりのなかでも、
「良い」または、「良くなった」と思ったことは、
即座に「それはいいですね!」とフィードバックをするように
意識しています。
先日学生さんとのフィードバックで、
「以前と比べて患者さんが笑顔が増えてきたんですよ。」
「それに、興味の幅も増えてきて、
自分から歌を歌いたいと私に言ってきたんです。」
それに対し、私は
「おおっ!それは良くなっているね!
で、それを患者さんに伝えた?」
と聞くと、
学生さんは、
「えっ、、、、それは伝えてないです。。。」
との返答。
これはよくありがちなことですが、
以前より良くなってきたなーと、
評価をしていても、
それを患者さんに伝えていない。
そういうことって結構あるものです。
しかし、ここは絶対伝えた方が良いです。
特に良くなった変化については、
この調子で良いのだというフィードバックを入れ続けることが大切だと思います。
その事によって、患者さんにとって、
「良いこととは何か」がわかるようになります。
そして、この調子で頑張ろう!と前に進む意欲が出てくるのです。
リハビリとは受けている本人にとっては、
前に進んでいるのか、後ろに下がっているのか?
本人にはわからなくなることも多いものです。
だからこそ、前に進めているとき、良くなっている時は、
本人に伝えた方が良いのはないかと考えています。