出産後というのは、いろいろ身体の変化があり、
身体の不調を訴えることって結構あるらしいです。
そんな妻は私によく
「あなたがPTだったら良かったのに。。。
PTだったら私の身体のことも診てくれるんでしょ?」
何て事を言ってきます。
うーん。
私の職場は、精神科の作業療法士。
簡単な歩行練習とは体操とか、そういうことはやるけど、
出産後の身体の不調についてはよくわかんないなーとか思うのです。
セラピストなのにこんな妻の訴えにうまく答えられないなんて、、、
とちょっとした自己嫌悪。
で、そういうとき、じゃあ自分は何ができるんだろうか??
って考えるわけです。
私は、「自分はこれができます!」
「○○のことなら任せてください!」
て胸を張れるものがあるんだろうか?
うん。でも自分は家のなかでは、
料理は作っている。
料理も作っているし、休みの日は娘のミルクあげたりオムツ替えたり、
毎日お風呂もいれている。
うん。そう考えたら、自分なりにできることはやっているな。
と考え直し、自分のできていること。
やっていることを意識することができました。
さて、こんな風に自分できること。自分のやれること。
自分の得意なことに目を向けること。
これって家庭のなかだけじゃなくて、
仕事においてもとても大切なことだと思います。
リハビリの仕事というのは、多岐にわたります。
私の現場。
精神科の作業療法士の話ですと、
患者さんとのリハビリだけでなく、
多職種とのカンファレンス、
勉強会やミーティングのための資料作り、
新しいプログラム開発。
福祉機器の導入。
部下後輩の教育、育成。
などなど。
いろんなことがあります。
私が思うに、このリハビリの仕事の分野で、まずは自分の強みってなんだろう?
この質問をしてみるとよいです。
実は私は、OT新人のころ、同期のOTと比べて自分は患者さんとの関わりが上手くないと思い、落ち込んでいました。
ところが、あるときその同期のOTに言われたことは、
「杉長さんは、会議でバンバン意見をまとめて話せてすごいよね。」
と誉められたことがあるのです。
その時気づいたことは、
そうか!自分は苦手なことばかりに意識を向けていて、自分の強みに気づいていなかった!
と思ったのです。
セラピストとしての仕事は多岐にわたります。
多岐にわたるということは、
どの面で自分の強みがもっともいかせるか?
どの面でもっとも自分が役に立つ人間になれるのかは?
人によって違うのです。
だからこそ、自分の苦手な部分ばかりを意識するのではなく、
自分の得意分野を見つけて、そこを伸ばしていく、
それが、セラピストが楽しく誇りを持って働いていくためのコツだなと思います。
☆ セミナー情報
□ 第19回福岡県作業療法学会にて登壇させていただきます。
平成27年 2月14日(土)15:50~17:20
場所:アクロス福岡
患者と目標設定のためのコミュニケーション技法 NLP(神経言語プログラミング)
□ 群馬県言語聴覚士協会さんにて研修会をさせていただきます。
夢や目標を5倍膨らませるコミュニケーション術
~あなた自身、あなたの周りの人のやる気を引き出す方法~
平成 27 年 3 月 15 日(日) 13:30~16:30
場所:群馬県勤労福祉センター
□ 次回セミナーは平成27年4月19日(日)!
誉めてやる気を膨らませるPTOTSTのためのコミュニケーションセミナー
~患者さん・スタッフ・自分自身に使えるいいところを見つけてやる気を引き出す方法~
☆メルマガ情報
メルマガ配信しています!!!
メルマガ登録はこちらからでもどうぞ。

2日に1回 リハビリ職のためのちょっとしたコミュニケーションのコツについてお伝えしています!!
メルマガの内容はブログとはまた違った内容を配信してますので、おたのしみに!!
また、メルマガ登録者限定で、セミナーの音声、セミナー動画、セミナーのレジュメなど、特典いっぱいです。
無料にて配信しています!!
よかったら登録どうぞ~登録、解除、再登録、すべてフリーです。