モデルについて学生に説明するために「作業療法の理論」を読み返す | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

OTの学生に人間作業モデルを教えて、
人間作業モデルスクリーニングツールMOHOSTをつけてもらうという実習指導をよくやっています。



指導をしていて、
よく学生さんが混乱しているなと思うことは、
「モデルとはなにか?」
これについての理解できるかどうか?というところです。

モデルとはなにかということが、理解できないと、

よく人間作業モデルとMMT,HDS-Rの検査が同列のものとして、扱わたれり、
人間作業モデルの項目で評価をしておきながら、最終的にICFで表をまとめるといった混乱が起こります。



自分は、モデルというの「治療のひな形」
だと考えています。

評価→介入→再評価→修了
の作業療法の流れをどんな流れが理想的なやり方とするのか?
そのひな形だと考えています。

学生さんにそうやって説明したあと、

もう一度モデルについて復習しようと思い、ギャリーキールホフナーの「作業療法の理論」
を読み返しました。



キールホフナーは、
「モデルは、作業療法士がクライアントを見て、計画を展開し、問題を解決する専門職の特別なレンズを提供する。」
とモデルについて説明していました。



photo:01


【作業療法の理論】より



モデルというのは、レンズのようなもので、
クライアントの回復という現象をどんなレンズで見て解釈するかというものなのだと考えています。


評価をすること自体が初めての学生さんにいきなり、
モデルがどうだとか?
パラダイムがどうだとか?そんな話しをしても、なかなか伝わりづらいのですが、
どうにかうまく伝えられるように日々分かりやすい説明を模索中です。



☆セミナー情報!!!

3月21日(金・祝)やる気を引き出すNLPコミュニケーション術セミナー やる気を引き出すNLP.JPG


4月6日皮膚感覚とNLPを用いた臨床力アップセミナー

皮膚感覚とNLP.JPG



☆メルマガ情報

メルマガ配信しています!!!
メルマガ登録はこちらからでもどうぞ。
リハビリコミュニケーション研究所のメルマガ.JPG

2日に1回 リハビリ職のためのちょっとしたコミュニケーションのコツについてお伝えしています!!
メルマガの内容はブログとはまた違った内容を配信してますので、おたのしみに!!
また、メルマガ登録者限定で、セミナーの音声、セミナー動画、セミナーのレジュメなど、特典いっぱいです。
無料にて配信しています!!

よかったら登録どうぞ~登録、解除、再登録、すべてフリーです。




認知症のある方への作業療法 中央法規出版より本を書いています。(共著)