これからのリハビリはモチベーションが大きな課題になるのかな? | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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私の個人的な考えですが、
これからのリハビリテーションというものは、
モチベーションというものが、大きな課題として、取り上げられるようになるのではないか?


そんなことを考えています。
総務省の発表で、今年日本の人口の1/4は65歳以上だという発表がありました。
これがこのままいくと2035年には、65歳以上人口というのは、1/3までさらに上昇するわけです。


リハビリテーションの対象として、今後さらに65歳以上の方が増えていくという可能性は多いにありそうだなと思います。


65歳以上の方のリハビリと
65歳未満の方のリハビリの大きな違いはなにか?


それは、仕事復帰、社会復帰が、リハビリの目標になりうるかどうか?
という点が大きいのではないでしょうか。

戦後のリハビリというのは、最初主に、社会復帰を前提とする若い方のリハビリというところから発展しました。
高齢者をリハビリの対象としてきたのは、1982年の老人保健法、2000年の介護保険法などが制定されるにつれて、徐々に高齢者に対するリハビリテーションというものが、形になってきたようです。

以前も書きましたが、高齢者のリハビリというのは、若い人に比べて、目標設定が難しいと思います。


例えば、クライアント中心を貫こうとしたら、
クライアントが「早く死にたい」と言ったら、じゃあそうの通りにするのか?
みたいな問題を孕んでいると思うのです。


全然うまく説明できないのですが、
高齢者のリハビリの問題だけでなく、
世の中にひきこもりやニートが増えてきたことや、
普通に頑張っても、正社員になれない就職状況、
そういうことを考えてみても、
何か一つの大きな物語が終わり、
小さな物語が
たくさんできる時代に変わってきているんだろうなって思います。

世の中で、「良い」とされる価値観が昔に比べて、様々になってきているのではないかと思います。


「できないよりできた方がいい」
「動けないより、動ける方がいい」
「社会に出ないより、出た方がいい。」
そういう画一的な価値観だけでは、
リハビリテーションを説明できない状況になってきているのではないかな?
って思います。


対象者のニーズをつかむ。

対象者のやる気のポイントを見つける。

ただそれだけのことでも、
昔と比べて、それがどんどん難し世の中になってきている。

そんなことが起きているんじゃないのかなと思います。


まだまだブログ書いていて、考えがまとまらなくて、
変な誤解を受けるような文章になってしまったかもしれませんが、

なんとなくふとそんなことを思ったので、書いてみました。



今日も読んでいただきありがとうございます。




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