患者さんとのコミュニケーションが盛り上がる!バックトラッキングのスキル(IRAメルマガ09) | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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今日は、患者さんとのコミュニケーションが盛り上がるコミュニケーションスキルについて紹介します。


みなさんは患者さんとのコミュニケーションを楽しんでますか?




リハビリ場面において、ちゃんとしたリハビリプログラムを提供する事はもちろん大切な事ですが、

それだけでなく患者さんとの心地よいコミュニケーションをとりながらリハビリをするという事も大切な要素です。




しかし、まだ新人の頃や初対面の患者さんだと、
患者さんと何を話していいのかわからない!?
っていう事が起きる事もあります。





そんな時、よく使えるのが、以前もご紹介したバックトラッキングというスキルです。

バックトラッキングとは相手の話をとにかく繰り返し伝える事。

また、相手の話のキーワードを繰り返し伝える事です。


患者さん「今日はいい天気ですね~」
あなた「そうですね。いい天気ですね~」


患者さん「こんな日は散歩したら気持ちいいだろうねえ~」
あなた「そうですね~気持ちいいでしょうねえ~」


こんな感じです。


ただ繰り返しているだけで、
いったい何の効果があるんだ?


そう思う方もいるかもしれません。

しかし、これが本当に効果があるんです☆


どのように効果があるかは、実際にやってみてください。


シンプルなスキルですが、すごく効果があります。

使いなれてくると、相手の話のどの言葉を返して、どの言葉を返さないか?


その選択をするだけで、相手の意識をポジティブに誘導していく事もネガティブに誘導していく事もできるようになりますよ。