自分の仕事を説明する事 | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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作業療法士の仕事の説明。


昔は、「杉長さんって何の仕事しているんですか?」って聞かれた時、自分の仕事を説明するのにいっぱいいっぱいだったように思います。



作業療法士って説明するのが難しいなってずっと思っていました。


それでも近頃はずいぶん、自分の仕事を自分の言葉で話せるようになってきました


最近は「認知症の患者さんと一緒に歌を歌ったり体操したり、何か物を作ったり、園芸したいり・・・そんな遊んでいるような仕事だよ☆」
っていうように自分の仕事を説明しています。


だけど、昔はこういう風に説明する事ができませんでした。


こうやって説明したら、「えっ?それって介護士さんやボランティアさんとどう違うの?」ってさらに聞かれた時にうまく説明出来ない。
そんな気持ちがあって、自分の仕事は専門的で難しい仕事をしているんだと思わせたくって、わざともっと難しい言葉を使って説明しようとしていました。
そして、難しい言葉は使えば使う程、相手には理解されませんでした。




今は、自分の仕事をシンプルに説明するようになりました。


「作業療法士さんがやるレクと介護士さんがやるレクってどう違うの?」って聞かれる事もあります。

その時は
「ぱっと見ではあまり違いがないかもね~
ただ自分はレクの効果をご家族に説明したり、ビデオを作って世間の人に説明したり、どう説明するかという事を大切にしているよ」って話しています。

人に説明する事というのを、一つ作業療法士の仕事として大切にしているんだなと思います。


あとは、その集団を見てどの活動が必要か?、検討するのも仕事の一つでしょうか。
そういった事を話しています。


自分のたちのやっている活動とボランティアさんや介護士さんがやる活動。どう違うのか?

これを考える事は自分にとっても非常に良い勉強になります。



自分でもまだまだ作業療法士の仕事を説明するというのはこれで十分だと思っていません。

そのためには頻繁に病院の外に出ていき、自分の仕事を説明する機会を作っていく事が、自分の仕事の質を高めていくに繋がる事になるんじゃないかなと思います。


今日の療法士.comのテーマはなかなか答えづらいものでしたが、なかなか勉強になりました。



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