人を変えようとするのではなく、まず自分が変わる事 | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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最近、人を変えようとするのではなく、まずは自分が変わる事が本当に大切だなと、
改めて感じるような事が多々ありました。


人と話していると、
「この人もう少し、こういう視点をとり入れたら、考え方が広がるのに」って思ったりする事ってあります。


だけど、そういう時の、自分の「この人の考え方の幅を広げてやろう!」とか「その人を変えてやろうっ!」みたいな気持ちって
空回りする事が多いなってよく思います。

空回りして、うまく受け取ってもらえなかったり、怒られちゃったりするのです。



言葉にしなくても自分の「相手を変えやろう!」的な思念って伝わるのかなって思います。



昨日akikoさんのキネシオロジーの体験モニターを受けた時、

自分の隣に、ネガティブな思念を持った人が座っているか、ポジティブな思念を持った人が座っているかで、
身体に入る筋肉の強さが全然違うというワークを体験しました。


言葉にしなくても、こんなに自分の思考って相手に影響するんだってすごく面白いなっと思った体験でした。




また、私は以前、怒っている患者さんに、
「なだめよう」という意図を持って、「まあまあ」って話しかけたら、さらに怒られてしまったのだけど、

ただ「どうしたんだろう?」っていう意図で、ただひたすらその怒っている人のそばにいて、目を見てうなづき続けていたら、その人の怒りが収まり、笑いが引き出せた。
という経験をした事があります。



なんとかしてやろうという気持ちではなく、ただよりそう事の大切さを感じた体験でした。



自分もまだまだ、人に対して、「ああなったらいい。こうなったらいい。」
とおせっかいにも思ってしまうのですが、

そういう事より前に、まず自分がどうなりたいのか?

そして目の前にいるその人自身はどうなりたいのか?

その事に意識を向けられる人間になりたいものです☆