PTOTの国家試験の合格率の低下について | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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今回も療法士.com さんのブログテーマに応えたいと思います。


今回の療法士.comさんのブログテーマは

「今年の療法士の国家試験の結果をどう考えますか?」


今年の療法士の国家試験の合格率(理学療法士:74.3% 作業療法士:71.0%)、皆様どのような感想をお持ちになったでしょうか?

出題傾向の変更など様々なことが言われてはいますが、実際はどうなのでしょうか。


療法士量産時代と言われ早何年・・・。

日本の療法士業界は一つの岐路に立たされていると捉えることもできるでしょう。


合格発表から3ヶ月近く経過しようとしている中で、皆様の勤務先でも今年の国家試験については話題となったのではないでしょうか。


ぜひ、療法士ブロガーの皆様が考える、


”今年の合格率”をどのように考えるについてのご意見をお聞かせ下さい。



っていうテーマです。




私が年々下がるPTOTの合格率に関して、いつも思うことは、

とにかくこの業界も年々状況が変化しているなという事です。



この業界がどんな状況になったとしても、

私は、変化に適応できる人材になって行きたい

私はいつもそんな風に思います。



とにかくこの業界も変化し続けています。

今は、国家試験の合格率は7割くらいですが、

私がこの仕事をしようと、養成校を受験した頃は、合格率はほぼ100%だったのです。


それだけ、以前は療法士になる間口が広かったんですね。

もっと昔の話になると養成校での授業料もすべて国が払ってくれていた時代もあったのです。



昔はかなりPTOTは引く手あまたの状態でしたが、

世の中にかなりPTOTが広まってきて

供給が間に合ってきたということなんでしょう。。。


PTOTのお給料も年々下がってきていると聞きます。







だからといって昔の方が良かったとか。

協会は何をしているんだ!と協会の批判をしたりとか。

学生の質が落ちているとか。

厚生労働省が悪いとか。



そういう事を言うつもりは、私はまったくありません。

過去を振り返ったり、他人を責めても、自分の成長にはならないと思っているからです。


この移り変わる時代の中で、どのように自分を成長させていけば、変化に対応できる自分になるのか。

そのことに私は一番関心があります。

PTOTだとか、そういうの関係なしに、自分は社会から必要とされる人材になりたい。

そんな風に良く思っています。

NLPを一生懸命勉強してコミュニケーションをまなんでいるのもそんな理由ですし、

日々ブログを更新したりしているのもそんな理由です。