転職後の人間関係(つづき)!
脳の使い方をマスターするなら「横浜NLPコーチングセンター 」へ
こんにちは。
NLPロードの脳の使い方コーチ@長岡高生です。
「転職後の職場に馴染めない」の2回目です。
前回は、カウンセリンで、本当の問題は、社長に監視されている、と感じているということが問題だったということが明らかになりました。
今回は、その社長を相手にしたポジションチェンジを行います。
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コーチ:「それでは、Aさん、これからポジションチェンジを始めていきます。」
Aさん:「はい。よろしくお願いします。」
コーチ:「目の前に居る人は誰ですか?」
Aさん:「社長の○○さんです。」
コーチ:「普段、社長の○○さんを何て呼んでますか?」
Aさん:「社長って呼んでます。」
コーチ:「では、その社長に対して、普段言葉にしていないけれども、伝えたいと思っていることを、今言葉にして伝えます。」
Aさん:「社長、あなたは、いつも斜め後ろの席から、僕を見ていて、何も言わないので、何だか何時も監視されているように感じて、緊張してしまいます。・・・・・」
コーチ:「社長に言いたいことを、十分に言えましたか?」
Aさん:「はい」
コーチ:「それでは、Aさんの心と身体をそこに置いたまま、第3のポジションに出てきてください。」
コーチ:「それでは、深呼吸します。右にいる人は誰ですか?」
Aさん:「Aさんです。」
コーチ:「左にいる人は誰ですか?」
Aさん:「社長の○○さんです。」
コーチ:「それでは、社長の○○さんの中に入っていきます。」
コーチ:「社長の○○さんになりきって、普段の○○さんの行動や振る舞いを体験します。」
コーチ:「さあ、○○さん、目の前のAさんに伝えることを今伝えます。」
Aさん:「Aさん、あなたは、1ヶ月前に入社して、まだ会社にも十分馴染んでいないのに、よくやってくれている、と思っています。・・・・」
コーチ:「十分伝えましたか?」
Aさん:「はい」
コーチ:「それでは、○○さんの心と身体をそこに置いたまま、第3のポジションに出てきてください。」
(意識の切り替えを図って、第1のポジションに戻します)
コーチ:「Aさん、このポジションチェンジをやってみて、気づいたことは何ですか?」
Aさん:「はい。社長は監視していた訳じゃなくて、まだ、新しい職場に慣れていない僕を、見守ってくれていたんですね。」
コーチ:「社長は、見守ってくれていたんですね、」
Aさん:「慣れていないのに、いろいろ言ったら大変だろうと思って、あまり言わないで、見ていてくれたんだ、ということが解かりました。」
コーチ:「それが解かって、どうですか?」
Aさん:「嬉しいです。」
コーチ:「そうですよね。さあ、これからどんな可能性がありますか?」
Aさん:「はい。安心して働いていくことができます。社長にも、こちらから解からないことは、どんどん聞いて、1日も早く戦力になるようにしたいと思います。」
コーチ:「それでは、これで終わっていきます。よろしいですか?」
Aさん:「はい。ありがとうございました。」
コーチ:「はい。ありがとうございました。」
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ポジションチェンジというスキルは、対人関係での気づき・発見、苦手な人との人間関係の改善などに、とっても効果的なスキルです。
苦手な人との対人関係での気づきや発見、会見改善をしていきたいと思っておられる人、今でも十分良い関係ではあるけれども、更に良くしたいという場合にも効果的です。