念写像には念がこもっている⁉-念力計による念写像の測定例(その2)

 

 当方NLL開発の「念力計」は、センサーが右ネジ回転する念動力場(=アクシオン場またはアクシオン様場)を検出したとき右のメータが、左ネジ回転する念動力場を検出したとき左のメータが、それぞれ振れるようになっている(マイクロ・アンペアという電流の単位で表示される)。この場を人間が浴びると、副交感神経と交感神経がそれぞれ刺激されることがわかっている。グラフでは+が右ネジ回転、-が左ネジ回転を示す。



 ご要望があり(財)福来心理学研究所蔵の念写像の「パワー」を検出できないかこの「念力計」で測定してみることになった。
 測定方法としては「念力計」のセンサの前にそれぞれ写真を置き反応の推移をみるというもの。市販の額縁にサンプルとして入っている当たり障りのない風景写真と念写写真の場合を比較した。
 念写像の二つ目は「月裏念写」(下図)である。福来心理学研究所内の展示品(1933年のもの)について測定した。


「月裏念写」


「念力計」による測定結果

 

 上図のように念写像の置き方によって反応が反対方向になった(もちろん「念力計」の側にいる人間は念力センサに影響しないよう意識しないようにした)。
 「月裏念写」は1931年と1933年「無歪み条件」の霊能者三田光一が念写したもの。地球からは絶対に見えない月の裏面の念写であるため少なくても透視に成功していたかが問題になったが、1994年に打ち上げられたNASAとアメリカ国防総省の月周回衛星「クレメンタイン」が撮影した月の裏面写真との間に面積比で80%の一致が確認されている。(2)(3)


 この月裏念写像は福来心理学研究所で販売もされている。

 「念力計」で測定しているものは三田が念写した乾板(ガラス乾板)そのものではなくそこから焼いた写真であるため、念がこもっているといっても、像の形態に「こもっている」ものとみられる。したがってこれを忠実にコピーすれば、念はそこからも放たれる。これはシェルドレイクのいう「形態共鳴」であり、磁流理論的には次のように解釈できる。ヘルムホルツ分解というものがあって場は回転成分と並進成分に分解できるのだが、もともとある場(アクシオン場)のいわば回転成分(横波成分)を電磁場といっているにすぎないので、とりあえず写真(像)という形で(写真は面つまり2次元ではあるが)その電磁場を再現する(光景は電磁波の形態)と、それに伴っている縦波成分も再現されるので、その場自体がもともと持っている記憶(フラクタル性、自己相似性)がよみがえるからだといえる(これは透視・霊視、サイコメトリーの原理でもある)。
 この画像は2次元であることが念力センサにその表面を向けるか裏面を向けるかで副交感神経側の場となるか交感神経側の場となるかは反対となり、正面でない場合はどちらの割合が強いかで「念力計」の指示は異なるということになる。「チャクラの波動パターン」のところで述べた「渦糸に繋がる立体的パターン」の2次元投影を扱っているからである。


文献
(1)(財)福来心理学研究所パンフレット「念力計による念写写真の測定」2007‎年‎4‎月
(2)佐佐木康二 『「月裏念写」の新しい数理解析(Ⅰ)』 (財)福来心理学研究所研究報告 第5巻(2001)
(3)福来心理学研究所販売用「月裏念写」の説明書「月裏念写の月裏衛星写真との一致について」(http://www1.odn.ne.jp/fukurai-psycho/text/tukip_doc.pdf)(財)福来心理学研究所 2014‎年‎10‎月

 

(c) 2023 NLL物理研究所