最近、ゼロカロリーをうたっているドリンクがやたらと多くなりました。
そんな現状を三つの方法で調査した結果が出ていました。
1)2008年のブログ分析
2)男女500人のアンケート
3)「ゼロ系食品購入者」のプロファイル作成
というデータを元に結果が報告されていました。
少し前までは「低カロリー」「ローカロリー」「カロリーフリー」という宣伝文句が多かったのですが、「ゼロカロリー」というのはそれ以上のスピードで浸透してきたような感じがします。
2008年4月のメタボ検診がはじまったことで、「痩せないとマズイ」という気持ちが高まりつつ、「面倒なことはしたくない」「楽しみを減らしたくない」という思いが「ゼロカロリー」というニーズに変わったような気がしますね。
でも、実際にはゼロカロリーと言っても本当にゼロというわけではなくて「100ミリリットルあたり5キロカロリー未満」ならば「ゼロカロリー」と言っていいことになっています。
ということは、よくスーパーなどで売られている「500ミリリットル」のボトルだと「25キロカロリー未満」ならばOKということに。
当然、ゼロだからいくら飲んでもゼロというわけにはいかない。飲み過ぎは厳禁ですね。
で、この調査の結果なのですが…。
●栄養成分軽減食品に関するブログの増加は、メタボ健診への関心の高まりが契機となっている。しかし、商品はメタボとは無関係な若い世代にも広く受容され、8割を超える人々がいずれかの商品をよく購入すると回答している。
●日頃よく購入する商品は「炭酸飲料」がトップで、「発泡酒・ビール」「チューハイ」の順。購入理由は「ダイエット」、「健康」、それに「味がすっきり」が続いている。
●インパクト・機能性の面から指示される表現は「ゼロ」。購入喚起の面からも、ブログでの話題性の面からも、「ゼロ系」が主流となっている。
●栄養成分軽減食品の市場は、大きくは、積極的購入を行う健康志向層と、選択的購入を行う健康不安層による2層からなると考えられる。
購入者は「健康志向層」と「健康不安層」に分類することができるそうだ。
「健康志向層」はダイエット効果と共に味が良いことを要求している。
「健康不安層」はダイエット効果と健康がメインで、味については言及していない。
「ノンカロリー」「低カロリー」というのは、「健康不安層」に対しての商品だったのに、「ゼロカロリー」は「健康志向層」も巻き込んでいるために、市場が大きくなったのかもしれないですね。
まだまだゼロカロリー市場は続きそうです。今のところ「ドリンク」類が多いのですが、食品もどんどん増えてくるのでしょうか…。