日曜日、父と買い物へ出かけました。
スーパーへ到着しましたが、夕方頃でしたので、駐車場が混雑していました。
父「あー、空いてねえや」
父「ちきしょー…」
父「一旦、従業員用の駐車場でUターンしてくるか」
突如スピードが上がる。
ガタガタ!
僕「…凄いよねえ、車を手足のように無駄なく扱ってて」
父「なんだよ、今更」
僕「運転に無駄な動きが無いというか?」
父「俺はプロだよ。何十年も仕事で運転してるから」
僕「うんうん」
スーパーに入りました。
父「豆腐ってさ、絹は何で、木綿は何にするの」
僕「そうだなあ…、絹はとろみが付いた料理にツルッとして良いと思うし、木綿は肉や野菜なんかと一緒に、しっかり煮込むのに良いと思う」
父「そうか。じゃあ絹にすっぺ」
父「今日のつまみどうすっか…。刺身…、昨日も食ったからなあ」
僕「鯛があるよ」
父「雛祭りだからだよ」
僕「そうか」
父「うちは手巻き寿司なんて食わなかったからな」
僕「へえ」
父「だって、作んの、ちょー面倒くせぇんだもん!」
僕「ああ…作るのがね」
巻いて、食べて、の繰り返し。
子供と一緒に作ると楽しそうだけれど、きっと、僕ら兄弟が小さい時にやってみたら、大変だったのだろうか?或いは、父の思い出なのだろうか。
大変だったろうけど、それも、楽しかったのだろうな。
買い物終了、帰宅しました。