ゲームの入力処理と画面出力の発展は | nkwhite417penpenのブログ

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FF11とコンピュータ将棋について書いています

コンピュータゲームには、必ず入力と出力がある
この間には、入力した情報を判断し、結果として出力させる処理が発生する

ゲームは基本的に、画面に出力された情報をもとに
プレイヤーがキー入力などの処理を行い
その結果をコンピュータが判断して結果を出力する
基本的にはその繰り返しになる。

この辺りはどう変化してきただろうか?

出力処理として
今回は音については省略する
(音の出力と入力で遊ぶゲームも多少あったような気もするけれど)

テキスト : 初期のアドベンチャーゲーム

16×16ドットのキャラクターと背景 基本的に2D 平面での処理

3Dのワイヤーフレームで描画したダンジョンとそこに表示される2Dのキャラクター

クォータービューで背景を書き、そこに2Dのキャラクターを表示する

横から見た画面を採用し、重力を扱うゲーム

疑似3Dっぽい画面。 兵編で表示しているが奥行きをキャラクターの
サイズを大きくしていくことで再現する

基本2Dの平面だが、穴があったりブロックが動いていたりして
ジャンプが可能

3D空間を採用したゲーム、基本3次元空間を自由に動ける

こんな感じだろうか?


続いて操作方法

テキスト入力 : 初期のコマンド型のアドベンチャーゲーム

1ボタン操作 : こういうゲームは記憶がない

左右のみの移動 : アナログのボリュームコントローラー
 このゲームは、テニス、ブロック崩しなどがあった
 また、初期のPCゲームでSKIゲームというものがアマチアでたくさん作られた
 自分もSKIゲームを作ることでプログラミングを学んだ

左右と1ボタン(ショット) : インベーダーゲームなどでかなり有名な操作方法

左右ボタンと1ボタン(ジャンプ) : パックランドなどで採用された
 1ボタンで操作するゲームは珍しいかもしれない

左右ボタンと2ボタン : あまり記憶がない

上下左右(十字キー、JOY STICK) : パックマンなど
 ボタンのみで操作するゲームは珍しいかもしれない
 ただし、パックマンは左に移動中に左下へ斜めに入れると
 下に行ける場所できれいに曲がることができるので
 上下左右と斜めの8方向ともいえないことはない

上下左右と上右、上左、下右、下左の8方向 : あまり記憶がない

上下左右
 ボタンによって
   1ボタン
   2ボタン ファミコンで採用されたのでかなりの多くのゲームがある
   3ボタン
   4ボタン
   6ボタン

上下左右と上右、上左、下右、下左の8方向
 ボタンによって
   1ボタン
   2ボタン
   3ボタン
   4ボタン
   6ボタン これはストリートファイタ2で採用されて広まった

トラックボール
 1ボタン
 2ボタン

トラックボールが採用されたゲームはサイバリオン(TAITOぐらい?)

レーシングゲームなどで
 ハンドルと3ペダル

DDRなどで
 床に設置されたボタン、4方向と2ボタンなど

たくさんのボタン
 2ボタン~10ボタンぐらいまであった?
 音ゲーなどであったような

タッチパネル : ここでは触れない
カードゲームを置く : ここでは触れない


ここで、私がゲームをやらなくなった原因の3次元空間での移動を考える
地面を移動して、ジャンプしたり壁やはしごを登ったり
穴に落ちたり、地面から降りたりの操作をしなければ
3次元空間を自由に移動できない

ここで問題となるのは高低差があるところをどうやって移動するか?

どうやってプレイヤーを歩かせるか?

歩くのは前への移動 : これは単純に4方向ボタンの上を押すだけ
 これは、誰か考えてもそれほど変わらない操作となる

しかし、それ以外は、簡単にはいかない

左右への移動は?
 かに歩き
 振り向いてそちらの方向へ向かって移動
  このばあい左の場合、左のキーを押して、振り向かせる?
  振り向いた後で歩かせるのだが、上を押すように切り替えるのは
  単純にはいかない問題となる

普段、3次元空間で自由に活動している人間が
4方向ボタンで自由に移動できるようになるのは簡単なことではない

平面のみで、画面の回転がなかった時代は、
4方向ボタンと画面とキャラの移動が直感的に誰でも
理解できたので、問題は、なかった

しかし、3次元空間を自由に移動でき
3次元の空間で自由に回転ができるようになってくると
そうはいかない。

3次元空間の移動を自由に違和感なく移動できる操作方法が
出てこなければ、日本国内でゲームはあまり発展しないだろう

自分の考えかもしれないが、ゲームは
4方向ボタン(8方向)とボタン2個ぐらいがいい
それ以上あってもうまく操作できない。

ゲーム環境は、
入力機器
出力機器
とコンピュータの処理
は大きく発展したのであるが

画面に出力された情報から、簡単に判断し、
それを元に、入力機器から直感で簡単に、入力して、
操作する処理という意味ではあまり発展していないのではないだろうか?

FF11というゲームでは
アナログパット一つで移動させ
もう一つのアナログパットで、支店の方向の移動
8方向のパットで、ターゲットの移動をさせていた
ような気がある。

なれれば何とかなるだろうけれど、
誰にでも簡単にできるようになるものではないし
動作が速い3Dでは、操作が困難な人も多いと思う