登録解体工事講習を受けた!
土曜日、会社で受けた講習証です。
「登録解体工事講習修了証」
今回は、会社持ちの出張講習でした。
金王八幡宮 (朝の仕事巡回後にお参りです。)
(1)「解体工事業」の新設について
解体工事の事故が多く、高度な技術力も
必要になってきている。
それで、
建設業法に、「解体工事業」が追加。
平成28年6月1日施行されました。
解体工事業の許可登録が必要となる。
また、
監理技術者証に、「解体」が加わる。
下記(4)のカード写真
「解体」にチェックを入れるには、
・講習会参加
・1年以上の解体工事実務経験届出
必要となる。
※十分な経験者は、実務経験申請でも大丈夫。
(2)受講者要件について
平成27年度までの1・2級土木施工管理技士、1・2級建築施工管理技士、技術士の合格者が、平成33年4月以降に解体工事の監理技術者・主任技術者になるためには、登録解体工事講習の受講、又は1年以上の実務経験の提出。
(詳しくは、下記参照)
http://www.cezaidan.or.jp/news/news_20161107.html
(3)登録解体工事講習について
※建設業法改正もあり、内容盛り盛りで、
講義は割と面白かった。
今後どうやって、
古くなった高層ビルなど解体するか?
・鹿島の高層解体は、ダルマ落とし工法。
下からダルマを落とすように、解体。
しかし、コストが通常の10倍かかった?
「鹿島カットアンドダウン工法」
地上階で解体作業を実施し、フロアをジャッキダウン
・大成の赤坂プリンス解体の、「テレコップシステム」
上から静かに解体。屋根があるので全天候。
しかし、工事は、大赤字だった?
経済性も含めて、今後の高層ビル解体は、
目が離せませんね。
受講に必要な資格は?
平成27年度までの1・2級土木施工管理技士、建築施工管理技士及び、技術士の資格
(スケジュール)
12:20~12:30 説明
12:30~13:40 建設業と技術者制度
13:50~15:00 解体工事の法律と実務
15:10~16:20 解体工事の工法
16:30~17:00 修了試験
(4)今後の監理技術者証
新しい受講修了証によって、
監理技術者証に追加申請を自分で行わなければなりません。
(現在の旧監理技術者証)
届出をすると、解体の「解 1」が加わります。
これが新しい監理技術者証です。
※「監理技術者証」とは、一定規模の工事の
監理技術者としての証明です。
現在、台風22号が接近中。
今晩日曜日の夜21時ぐらいには
975hPaで関東にも最接近します。
皆さんも、夜にかけて外に出る方は、
風にも気を付けて下さいね。