息子に、一人の選手ではなく普通の幼児として子ども時代を送ってほしい。
ストライダー中心の生活で、家族としての時間を失いたくない。
なんとなく一瞬、もう辞めてもいいかもなぁ〜と
頭をよぎりました。
思い返せば最初は息子がハマって一日中乗り回していたストライダー。
近所でレースがあるからと出て、レースの世界に魅了された私達親子。
最初はレースの結果だけが楽しみでした。
最初は日々速くなることだけが楽しみでした。
最初は運動能力が上がることだけがいいことだと思ってました。
が、ストライダーに乗り始めて8ヶ月、この間にストライダーが息子に与えてくれたのは、
数えきれないほどのたくさんの友達。
近所でも、「ストライダー好きなんですか?うちの子も好きだから今度一緒に走ろう」と声をかけてもらったり、
知らない人しかいなかったレース、大半が知ってる子になり、よりレースが面白くなって。
レースや練習会で、「ナギ〜!」とか、「ナギくんだ」と声をかけてくれる子がいること。
行った先の公園で仲良くなったお友達と大の仲良しになり、今や週一で一緒に練習する仲になったり。
(ストライダー抜きにしても本当相性のいい二人。笑)
始めたての頃は息子と下の子抱いた私の3人で練習していましたが、
今はそれはほとんどなくなり、誰かしらお友達と走るのが当たり前になって。
知らない子でも、ストライダー乗ってる子がいればすぐに一緒に走って仲良くなり、
ストライダーを通して、まるで世界中が友達みたいな世界で生きてる息子。
チームも、練習頻度が高いほうがチームとしての自覚が芽生えると考えて現在のチームに入れていただきましたがそれが功を奏し、
週2回顔をあわせる仲だけに、それなりにチームに馴染んできました。
チームの選手達の成長やレース結果は親の私にとっても楽しみで、
自分で産んでなくても、子供って可愛いんだなぁ…と当たり前なことを今更思います。
本人も、チームが仲間であることを理解し始めています。
そしてたくさんの友達が出来たことで、
教育的にも良い影響がたくさん。
2歳なりたてで単語が少し言える程度で二語文も出ず言葉がめちゃめちゃ遅かった息子が、
ストライダーのおかげで全く教えてもいないのに
勝手に自分の名前や年が言えるようになり、
時間に合わせた挨拶を使い分けたり(日中はこんにちは、夜はこんばんはとか)
知らない子に「一緒に遊ぼう」と声をかけたり、
お別れの時は「また連絡してね〜」とか言ってたり(笑)
知らない年上の子の輪の中に平気で入っていき、ちゃんと仲間に入れてもらってたり、
年上の子の指示には従い、
年下の子には遊んであげたり優しくしたり、
どちらかといえば全体的にゆっくりだった息子、
社会性だけが突出して伸びてきました。
ちなみに自転車への移行はやはり楽ですね
やっぱり、ストライダーは良い。
本人の運動能力の向上、社会性の向上、友達も増える。
それらを考えたら、
やっぱり辞めたくない。
しかし、競う気がさらさらないのでレース向きではないし、本人も今はもうレースが好きではない。
去年末あたりから、いつもうつむいて後方を走る息子の姿にがっかりしてきた私。
なのにレースに出し続けるのはどうなのか?
果たしてそれが良いことなのか?
練習しないと速くはならない、
でも幼稚園が始まれば息子との時間がより少なくなる中で、
息子の好きでないレースのために貴重な休日を潰して練習を繰り返し、ストライダー中心の生活を送ることが果たして正解か??
私の中で自問自答が続いてました。
結構悩んだんですが…
ストライダーを通して出会った友達、チームはかけがえのない存在。
しかし友達との練習もチームも、レースありきのもの。
レースでしか会えない友達の存在や、
新たな友達との出会い、
チームの一員としてレースに臨むこと、
低迷期の息子への接し方に悩んだり、
それを乗り越える喜び、
それはレースに出してるからこそ。
確かに選手として練習やレースに時間を使えば、
本来レースに出ていなければ平凡な幼児として遊んで過ごせたはずの時間を息子から奪ってしまう。
でも、レースはそれ以上の価値が絶対ある。
しかし、レース練習ばかりで、振り返ったらストライダーしかやってなかった子ども時代になってしまったら、私は絶対後悔するのもまた事実。
だから、息子が子どもらしく日々を過ごすことは、最も大切なこと。
それに、息子が大きくなってストライダー生活を振り返った時、
「親に強いられてやりたくもないレースに出ていた思い出」にもしたくない。
欲張りな話ですが、
それらを両立していくにはどうしたらいいのか、
結構考えました

そこで、何個か決めたこと。
その①3歳からは「選択制」を導入。
PCやスマホを使ってレース概要やイベント概要を親が説明した上で、
出場レースは自分で決めてもらいます。
金欠のため近隣開催のレースのみですが。
面白いイベントが併催だから出たいとか、
賞品が豪華だから出たいとか、
近くに行きたい遊び場があるからとか、
友達が出るとか、
理由はなんでもいいから、
とにかく子どもが自分でレースに「出たい!」と思うこと。
何も出たくないなら出なくて結構。
本人が出たくないものを無理やり出し、それを良い思い出に変えれるほどの話力、指導力は多分私にはないし。
むしろ金の無駄なので、やりたくない!とはっきり拒否してくれることはありがたい。
2歳代のレースは大体入れてしまったので、
後は息子自身に決めてもらおうと思います。
自分で選んでレースに出ることで、【親に無理やり出されてる】という印象は今より少なくなるはず。
②私の対応について
今までは大丈夫かよ〜と思いながら送り出し、
案の定が定番でしたが、
とにかく息子を信じて送り出し、
褒めれそうなとこ見つけて褒める。
「なんで○○出来なかった?いつも出来たじゃん」と言われるより、
「○○が上手かった!あとちょっとだったね!頑張ったね!」と言われるほうが、やる気上がる気がするし。(自分だったら。)
成長すればまた対応も変わりますが、
褒められることは何歳になっても大切。
私、褒めるのが大の苦手です。
一応褒めてますが新人アナより棒です
レースは親の褒め練だと思い、とにかく褒め力を伸ばすことを当面の親の課題にします。
③練習時間の確保と息子のプライベートのバランスを考慮する
入園すれば平日は通園があり、今みたいに自由に使える時間は少なくなります。
でもその分土日に練習、レースを詰めてしまうと、
他のレジャーやイベントにほとんど行けなくなってしまう。
これを回避するため、
土日は月に8日あるとして、
レースは本人が出たがったものに月に1〜2回(もしくはナシ)、
土日にどこかの練習会に行くのは月1回程度にしようと思います。
残りは幼稚園児らしく、
公園に行ったり遊びに行ったりして過ごしたいなと。
幸いチーム練習が平日に週2回あるのでコンスタントに練習時間は確保できますし、
練習を平日に回せば土日は空くので、ストライダー以外の家族の時間も充実させられます。
仲良しの友達との練習なら土日もOKかな?
④目標は引退式。
7歳か8歳の引退式まで走り続けること。
とにかく、今目の前の結果に固執しすぎない。
勝つことに固執すると負けた時の落差が大きく、
負けたことに固執すると、もう勝てる気がしなくなる。
勝っても負けても今は今。先を見る。
今勝つより、引退式まで走り続けるほうが絶対難しいけど、目標は高く(笑)
あまり前のめりにならず気長に頑張っていけたらと思います。
まあ息子に選ばせるとなると、
しばらくはとしまえんカップとか、○○フェスタ内のレースとか、大体そんな感じになると思いますが、
しばらくレースはそんな存在感でいいと思ってます。レジャーの一環的な。
なので、クラスアップ直後でも平気でヘラヘラ出ると思います
また、何であれ息子が「やりたい!」と言いだしたらそれは是非やってもらいたいと思いますし、
ストライダーより興味持たれたら困るから制限、とかもしない。
もしストライダー以上に息子が夢中で取り組める何かを見つけたら、
場合によってはそのままレースはフェードアウトとなる場合もあると思いますが、
それで息子が満足な幼少期を送れるのであればそれが英断となる場合もあると思います。
その見極めは慎重に行います。
最終的には息子本人が成長して振り返った時に納得、満足できる子ども時代を送ることが一番。
そのためにはストライダーについて、練習量、レースについて、パーツについて、
今までは私が一方的に決めていましたが、
常に本人としっかり話し合い、相談して決めていきます。
いつか引退するその日まで、この笑顔で走り続けられるように。