2020．5．24
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先日、玄関前に作った臨時の畑です。
野菜を作るつもりはなかったのですが、苗を見るとついつい
これから夏に向かって、どんどん太陽の光も強くなっていきます。
どんなに夏の暑さに強い花でも１日水やりをしないと、カラカラに枯れてしまいます。
先日までの新型コロナウィルス感染対策のステイホームにより、家で家族で楽しめることとして、ガーデニングがまたブームになりました。
私がこの仕事を始めた２６年前も世の中はガーデニングブームでしたね
私自身もハマりにハマり、仕事が楽しくて仕方ありませんでした
今、私の勤めている園芸売場でもこの状況の中、盆正月並みの人が来店され、野菜苗や花苗を買って帰られます。
この時期は一年を通じて元々繁盛期ではありますが、なんか例年とは違うんです。
それは、「初めてガーデニングを始める人の多さ」です。
そして意外だったのが、今や何かを始めたり、調べたりする時にYouTubeなどで調べてからの来店が多いんだろうなと思っていましたが、「植え方が解らないんですけどー」とスタッフに、始め方を聞かれる方がとても多いということでした。
もうね、売場を３歩あるいたら、「すいませーん」「ちょっといいですかー」と声をかけられ、目先のホースにたどりつくまで１時間もかかる日もありました(笑)
それほど、今、ガーデニングを始められた方が増えたということですね
とてもいいことです
その中で、多い質問のひとつが、今日のタイトルの「初めて植えるんですが、この時期に強く枯れない花はどれですか？」という質問です(笑)
思わず、「うちのアーティフィシャルフラワーです」と、答えたくなる衝動を抑えます。
この質問をされると、ただただ「この花です」と花の名前だけを言って教えるのではなく、土、置場所、水やりなどいろんな方面から説明しなくてはいけないんです。
初めての方にも解りやすく、です。
そう簡単にお答えできなくて(笑)
ついつい説明に時間がかかります。
店側は「植物を売る」事か目的です。売る為に植物管理やディスプレイ、接客、仕入れなど無限に仕事がある訳です。
ひとりひとりに一からレクチャーしていると、他のお客さんに売る機会も失ってしまいます。
ここがめちゃめちゃジレンマなんですよね。
個人的には詳しく説明したいところですが、そうなるとお客さんも聞きたいので話も延々と続いてしまい．．．
園芸売場の店員と園芸療法士の仕事は似て非なるもの。
そこは「勤め」と「個人事業」で、頭を切り替えなくてはいけません。
どちらも大好きな仕事ではあるんですがね
今準備中の園芸療法ガーデンは、みなさんに解放したいと思っています。
いつでも来れる癒しとアイディアの庭です。
植物をみんなで種から育て、成長を見守り、収穫、活用まで一連の園芸作業を楽しみ、収穫した植物を使って、いろんなクラフトを作ったり、調理したり、「コト」を楽しむガーデンにしたいと思っています。
もちろん、初心者の方に来ていただきたいガーデンです
そして、お世話になっている広島をもっとお花で華やかに出来たら嬉しく思います
「夏の暑さに強く枯れないお花」
なかなか一概には難しい質問ですが、
ガーデニング初心者さん、せっかく買ったお花が枯れてもそんなにがっかりすることはありません。
その優しい気持ちを持って、また新しいお花にチャレンジしてみてくださいね
失敗することで次の改善策が解ったり、成功した時の喜びもひとしおです
その経験が知識となって脳裏に焼きつきます
完璧を求めなくても大丈夫
失敗も笑っていろんな植物を楽しみましょう
今日も良い一日をお過ごしくださいね