No.3
おはようこざいます
今日は快晴で気持ちのよい朝ですね。
今日の写真は私が勤めている園芸売場のマロウの花です。
アオイ科のハーブなのですが、冬に枯れることもなく、安佐南区の寒い地域でも真冬にボンボン花を咲かせて、とても強くて美しい、凛とした植物でした。
今も花盛りでお客さんの足を止めて癒しを与え続けています
私、ナイスチョイス
最近、自画自賛にハマッています(笑)
さて、吉山のガーデンも絶好調に雑草が育っていることでしょう(笑)
まぁ、雑草も植物ですから、そんなに嫌わずにいてあげましょ
我が家の庭は「地球温暖化防止活動推進雑草ガーデン」で、宇宙レベルで活動しています
雑草が美しすぎて写真は載せれません(笑)
そんな中、今日も住宅会社様へアーティフィシャル商品の納品やらでバタバタしますが、しっかり園芸療法ガーデンの計画もしていきたいと思っています。
園芸療法ガーデンについてはまだまだ準備が始まった所なので、園芸療法ガーデンについて難しい説明をしても画像がないので、ある程度形になってから画像とともに説明できたらいいなと思います。
私が園芸療法の勉強に専門学校に通ったのは13年前で娘2人が保育園に通っていた頃です。
当時、日本園芸療法学会が定めたカリキュラムを学べるのは全国でたった4校で、そのひとつが広島のIWAD環境福祉専門学校でした。
園芸療法士に必要な園芸知識、介護技術、コミュニケーションスキル、施設実習、農場実習などを学べ、振り返ると本当に無理して通って良かったと思える実りのある2年間でした。
その中でも一番今の自分にとって、経験して良かったと思えるのは、広島の安佐南区伴にあった農場実習です。
ここは、300坪くらいの農地に小屋を建て、野菜や花を育てて、実習生が一年を通じて、実地で植物を学べる場所でした。今は学校の科の変更で閉園されています。
伴農場には田頭先生という当時70歳くらいの背の高いしゅっとしたとっても優しくステキな先生が農場長として農場を管理されていました。
そこでは、植物を種から育て、成育を見守り、収穫、活用、保存、調理などをして、生徒達で楽しんで学びました。
そしてまた土を肥やし、次の植物の準備をします。
それが楽しくて楽しくて。
毎週この農場実習を心待ちにしていました。
この実地の農場実習こそが今の私の基礎となっています。
植物を育てることなんて、20才から業界にいましたから知っていました。
植物を育てたら楽しいのも、私が植物にハマッた事を思うと当然知っています。
それより、なぜこの伴農場にワクワクしながら足が向いたか。
そこなんです。
単純に
田頭先生がかっこ良かったからです!
70代でめちゃめちゃステキな方でいらっしゃいました
なんか変な感じになりましたが
ステキというのは、人間的にとても大きな方だったんです。
どんな失敗をしても
「えーよ、えーよ、思い切ってやりんさい」と温かく見守ってくださったり、
遅刻をしても、生徒を気遣う言葉をかけ、優しく受け入れてくださる、仏様のような方でした。
その温かいオーラに包まれたく、農場に通っていたのかもしれません
私、病んでたのかな(笑)
この体験がその後の私の花仕事に影響を与えてくださいました。
そして今、新たな出会いといつも支えてくれる方と共に、私なりのガーデンを作っていきたいと思います。
少しでも田頭先生のような受容できる人になれるよう頑張りたいと思います
今日もよい一日をお過ごしくださいね