潜水艦「わかしお」寄港を歓迎しました | 日本会議長崎のブログ

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 7月17日、潜水艦「わかしお」が出島岸壁に寄港しましたので、これを歓迎しました。
 今回の寄港は、横須賀港を出発し、太平洋を北上、津軽海峡を通過して日本海を南下、九州沿岸、大隅半島を通過し横須賀に戻るという訓練の中で立ち寄ったものでした。
 我々の歓迎を艦長は大変喜ばれ、励みになるとおっしゃられました。改めて自衛隊への国民の理解が隊員の力になるのだと感じました。

 潜水艦は「海の忍者」とも呼ばれ、空母を初めとする水上艦艇に忍び寄り、一撃で操行不能にさせる能力を持ちます。
 冷戦末期の日本の潜水艦の役割は、ソ連が先制攻撃をしかけた際、米空母をしかるべき配置に速やかに移動させるため、敵の潜水艦を寄せ付けないことでした。
 冷戦終結後、潜水艦は時代遅れの兵器と言われたこともあり、二年前の防衛大綱に潜水艦の増強が盛り込まれる際は反論もありました。
 しかし、中国が水上艦艇を倍増させ進出を目論んでいる以上、その抑止力としての潜水艦の役割は非常に重要であり増強は当然なのです。

 我々に代わり日夜任務を遂行されている自衛隊への理解を求め、世論をつくり、隊員が少しでもよりよい環境で任務にあたられるよう努力していきたいと思います。


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