喋りたい曲を喋るのであしからず。
というわけで乃木坂の
｢転がった鐘を鳴らせ！｣
この曲の解釈で肝になるのはもちろん、
｢鐘は何を表してるのか？｣
ってことで。
自分の結論を単刀直入に言うと
｢鐘=心｣
なんだけど、これだけ言われても
分からないのは当然で、
転がった鐘を鳴らすんだ！
道の上 捨てられたあの鐘
世間から見放されたもの
価値などない希望よ
転がった鐘を鳴らすんだ！
みんなに忘れられたあの鐘
握った拳 振り下ろせば
キレイな音が響くだろう
｢転がった鐘=腐った心｣
って感じで、
でも腐り方が俺みたいな感じじゃなくて、
でも俺も同じ感じなのかな？
共感はできるんだよね、
愛想笑い
媚び諂い
生きるために繰り返して
ふと鏡を覗いたら
口が曲がってた
どうでもいい
見栄や体裁
取り繕ってるうちに
親から貰った顔が
嫌いになってた
って歌詞が続くんだけど、
ざっくり言うと
(曲解として良いのか分かんないけど)
｢人間関係に疲れました｣
｢周りの人間に媚売って、
忖度をしてご機嫌を取って
そんな人生に飽き飽きしてたら
周りから見放されました
もうやってられません｣
みたいな心の腐り方で、
出世なんて見込めないから
｢価値などない希望よ｣
みんなはなりふり構わず
目の前の昇格に必死で
上司も実力じゃなくて
自分を敬ってくれるやつを
いいやつだと勘違いして
でも、
あいつらなんかより実力があるのは俺だから
上に上がるべきは俺なんだ
って所が
｢みんなに忘れられたあの鐘｣
って感じで。
んで、握った拳が、
実は自分自身(鐘)に対してじゃなくて
｢周りの人間に
報復の拳をお見舞いして
ここからは俺がのし上がってやる｣
ってニュアンスも含めて
秋元先生が作詞してたら
改めて尊敬する
明るい曲調なんだけど、
勇気をくれる、共感できる曲で
でも、上から目線じゃなくて
同じ目線orそれより下の目線なんだよね。
曲解すると。
素晴らしい曲だと思いました。