フジテレビ批判 最大の問題点は何か | 電柱が高いのもポストが赤いのも政治が悪い…が、政治家を選んだのは誰だ!

電柱が高いのもポストが赤いのも政治が悪い…が、政治家を選んだのは誰だ!

長文が多い為か中々コメントが貰えないチラ裏です<

以前、このブログではフジの報道姿勢批判について書き、
テレビ局とスポンサー、視聴者の関係を見直すべきと書いた。

□当ブログ内 / 2011年08月05日 22時34分08秒
別に韓流が悪いワケじゃない
(本文省略)

日曜日には大規模なデモも行われた。

□痛いニュース(ノ∀`) / 2011年08月21日
お台場で2回目のフジテレビ抗議デモ開催 さらに大規模に
(本文省略)

だが、このデモを報道するメディアが幾つあっただろうか。

大規模なデモである事は間違いなく、しかもテレビ局の社屋前で直接行われたものを、どのメディアも全く報道しておらず、翌日の(我が家は読売だが)新聞でさえ全くのスルーであった。

ここから、最大の問題点を見出すことができる。
それはマスコミ各社に全く自浄作用がないところだ。

互いに痛い腹を探りあいすることが出来ずして、どうして他者の腹ばかりを、それも痛い腹と痛くも無い腹の区別もなしに探ることが出来るのか。

ただ、主催側にも問題のあるデモであったのは確かだ。
きちんとした意思統一ができておらず、参加者がデモ慣れしたアジデータに乗せられて主旨と異なるシュプレヒコールを上げていたり、プラカードに単なる外国批判が混じっていたり、そもそも、そういう連中に付け入れられるような隙を作ってしまったのでは、デモとして失敗していたと言っても過言ではあるまい。
暴徒化しなかったのが不思議なくらいだが、そこは流石に集まった大半が意識の高い市民であったからだろう。

話を元に戻す。
テレビ局は確かに企業である。
だから利益を求めて安いコンテンツを買い、それを広告して放送する分には何の問題も無いし、視聴率が取れると思われる番組を流しても問題は無い。
しかし、一方で国民の限られた財産である電波を使っている、公的な役割も持っていることを忘れてはならない。
国益を無視したり、株式を海外資本に流出させるような真似をしていいはずが無い。

ましてや互いの利益を守るため、お互いの痛い腹は探らないなど、権力を監視し、また情報という権力を揮う組織の姿勢であってはならない。

テレビの自浄作用に期待する。
日曜日…たかじんさんトコのテーマ何やろな…