ABU のレコードといったら、真っ先にイメージするのが №5000 かもしれない。
で、渓流フィネスで ABU というと、これはやっぱりアンバサダー №2500 ってイメージですか('ω')
そんな知名度の高いモデルたちのことは置いといて(笑) …ここは渓流ダイレクトリールのページであります。
ということで前回の続きでありまして…レコード №1300 のお話しであります。
高級イメージ?のABU社のモデル中、廉価版の異端児と言われたかどうか…この通称ボーイズリール №1300 であります。
さて、前回から引っ張っている、このリールの優れた点の紹介を致します。
で、このリールのどこが優れているか、という比較画像を用意しました。
…これ ⇓ は Shakespeare Wonder №1921 のスプールであります、ちなみにスピンドル部の外径がΦ3.99mm
次に、これ ⇓ は Langley Streamcast №310 のスプールで、スピンドル部の外径がΦ3.19mm
そして次なるこれ ⇓ は Shakespeare INTRINSIC №1903 でΦ2.96mm
そして最後に控えるのが ⇓ 今回のテーマモデルのレコード №1300
そのスピンドル部の外径がなんとΦ2.52mmと超細い!わけでありまして… これはダイレクトリールの各社モデル中、ブロンソン社の JAcox95 などと並ぶ細軸を採用しているわけでありまして… ブッシュベアリングにおいては、滑り出しレスポンスが格段に優れている証しであるわけでありまして…
ちなみに以前改造作業を終了しているモデルで、超滑り出しレスポンスの高いのが、ブロンソン系のこの ⇓ JCヒギンス№312.39650でありまして、やはりスピンドル部の外径は同サイズの超細軸採用モデルであったわけでありました。
余談ではありますが、この JCヒギンス№312.39650 の回転性能は素晴らしく、2gクラスをノンストレスで飛ばせる能力があります。 あとは自分の親指が、どこまでこのリールを制御できるかの如何で、キャスティングの仕上がりが変わります。
自分の腕を試される('ω')恐ろしい存在でもあるこのリールと、今回紹介の ABU レコード№1300 は、その意味では同一線上にあるハイレスポンスなダイレクトリールだということであります。