昨日は夫みたいな人の誕生日。
さぁ、出勤するぞと玄関まで来たら、「ようさん、大谷が僕の誕生日に49本目のホームランを打ったよ」と嬉しそうに報告に来た。
「良かったですね。きっと50本目も打ちますよ。良い誕生日ですね」といってドアを閉めた。
はぁ?ふざけんなよ。
大谷がなんであんたの誕生日を祝うんだ?
だいたいさぁ、私の誕生日にサッカー日本代表が試合に勝った時、わぁい、私のために勝ってくれたと大騒ぎしていたら、誰か知り合いでもいるんですか?
ようさんのために試合勝ったわけじゃないでしょう?と薄ら笑いを浮かべたくせに、なんで大谷があんたのためにホームランを打つんだよ。
この人のすごいところは、意地悪で言ってないこと。
そして、自分が私に対してぶつけた疑問は忘れているところ。
帰宅したら49本どころでなく、51本も打っていた。
なんかさぁ、記憶に残る誕生日になった。楽しい1日だったと、ボサボサの髪でしわしわの目で、クタクタの私に向かって笑う夫みたいな人に。
マジで、わたしゃ完敗ですとマリーンズの気持ちで項垂れた金曜日。