博士課程の場合

我々基礎科学系では工学系で一般に言われるような(今もあるのか知りませんが)

研究室の研究のコネetcを使っての就職と言うものは基本的にありません。

学部の推薦をお願いするか、自分で探すかです。

博士課程の場合だと新卒採用と中途採用の両方が可能です。

 

新卒採用では

  • 圧倒的な情報量
  • 博士卒28歳、学部三回生20歳なので隔世の感があります笑
  • 新卒では給料面も新卒扱い(+α)になる場合もあります。

中途採用(第二新卒)では

  • これまでの経験を見てもらえる
  • そもそも博士が新卒として取ってくれない
  • それゆえ給料にも評価が反映される場合もある。
  • 業務内容が書きにくかったりします笑
  • 一般に開いたポジションを募集するのでタイミング次第ではピンキリ
 
新卒では年齢や経験の関係から受からないような企業も受かる可能性もありますし。
保守的な企業では博士卒はやはり未だ敬遠されるようです。
ですので、個人的には新卒よりは中途採用として受けるのが良いかと思います。
どちらにしても無収入だったり学振20万しかもらえなかった身分よりはもらえるはずですので気にならないと言われたら気にならないかも。
 

ポスドクの場合

一般的な転職の目安として35歳限界説があります。35歳までに多少の”マネジメント経験”がないと辛いです。
マネジメント経験といいつつ、後輩も学生もいないなんてことがあるわけですし、
博士研究員なんて平社員とあまり変わらんのでそんな経験あまりない人が多いかと思います。
そもそも研究なんてプロジェクトでやっていても自分の仕事が割り当てられれており
ほとんど一人でやるようなものなので部下に指示を出すことも進捗を管理することもないわけです笑
 
この辺は助教にならないと経験できないので色々詰むわけですね笑
 
30歳程度であればギリギリポテンシャル採用としての可能性が出て来ますので未経験職でもOKだったりしてかろうじてキャリアを積めるようにはなっています。
個人の何が楽しいと思うかや幸せと思うかにも依存しますが、
 
一回目のポスドクで自分の人生について真剣に考えることをお勧めします。
 
とは言っても出世(=手を動かすことを止めること)を前提にしている&マネジメントができる戦力になる人が欲しいと言うミスマッチですので出世を望まない道は多少なりとも残ってはいると思います。
基本的には優秀さは大学で証明されているわけでして、何歳でも就職しようと思ったらなんとかはなるはずです。多分。。。
もちろん研究以外に興味がない人も一定数いらっしゃいますのでそう言う人は無給ポスドクでもなんでもやり続けるのが良いかと思います。
 

ポスドクの場合はもちろん中途採用になります。

職歴を愚直に書くと博士課程での能力が書けなくなるので博士課程と同様に職歴に含めても大丈夫かと。

 

その先は私も未経験なのでまた後日

博士課程まで進む人のかなり多くの人が就職活動をやったことがないのではないでしょうか?

 

特に理学部なんて来てしまう人間の大部分はぼんやりと研究者になりたいと思っているとは思います。

そして、イメージと違うとか限界を感じるとか、結婚したとか諸事情があって去っていくのだと感じています。

その時に就職活動を各々が初めていく感じでしたね。

 

私は物理の実験系なのですが、例にももれず"一応は"理論系を第一志望には書いていました。

で、もし理論に受かってしまったらそこまでの能力がないと思っていたので修士を出て普通に就職しようと思っていました。

 

実験系の修士になった時も学振を取れなかったら就職しようと思っていました。そしたらDC1が取れたのでそのまま進学することに。

 

まともに就職するかを悩んだのは恥ずかしながら博士号が取れそうという時でした。

博士では諸事情で博論が半年伸びたこともあり、そのままポスドクになるか悩んでいました。
 

個人的には研究者というよりも「大学の先生」になりたいという気持ちの方が今でも強くあってまあ一回くらいはポスドクをやってみるかという気持ちでポスドクになりました。

これまた学振が取れてしまったということもあります。

 

今思うと意外と就職しようという意識は強かったものの、なんとなく流されるままここまで来てしまったと笑

ですので就職活動はその時々でちょっとだけやってみています。

 

 

修士の頃はリクナビだけ登録してすこしだけOB訪問を受けました。研究室でやっていることと(ものづくりをするところなのでFPGAの組み込みとかもやります)あまり変わらないじゃないと思った記憶があります。

私はそこそこ大きな研究所に出張していたのですが普通に○菱さんや○立さんも共同で仕事をしていたので

研究室で一人でこもって実験しているというよりは普通に会社で働いているような気分でした。

(ただしお金は貰えない笑)

 

 

博士では博士課程が半年延びることが確定してからは気晴らしも兼ねて学部生に混じって就職活動をしてみました。

とある銀行の就職活動に行ってみたのですが、

グループディスカッションでの議論の下手くそさから博士課程での成長を感じたことを覚えています。

あとは中小企業での組み込みエンジニアなども訪問してみましたが、これまた自分には合わないなと笑

 

その後も転職サイトには登録をして情報だけは仕入れています。

そして、年収の差をみてなんだかなあといつもながらに思っていました笑

 

 

まあ学歴があるからもあるのですが案外「応募してみませんか?」的なメールは常に届くんですよね。

多くの博士の人はどこかで見切りをつけるかポスドクにしがみ付くかの選択肢をどこかで選ばざるを得ないわけですよね。

アカデミックに残れない方が確率が高いわけですししかも、ポスドクよりも民間企業の方が圧倒的に求人は多いわけです。

 

ですので、博士課程の皆さんは"いつでも逃げられる"という安心感を得るためにも一つくらいは登録をするのが良いのではないでしょうか

 

 

 

 

 

 

現在某都内の大学にて物理の研究をしている30歳ポスドクの就活日記を書いてみようと思います。

 

割合博士までは割合トントン拍子に研究が進んでいたためあまり就職活動をしてきませんでした。

ポスドクになって某都内の国立大学にきたときにこれまでとは違う息苦しさや閉鎖的な雰囲気を感じるようになり、

研究に行き詰まったわけではないのですが、研究室だけで生きていくことに危機感を覚えました。

 

いざ、就活をしてみようとなった途端にポスドクの就活の仕方が全く持ってわからないことに気づきました。

物理と言っても基礎科学よりでして、全く世のため人のためにならないことをしていることもあり

学会TシャツジーンズでOKだったため、そもそもスーツの着方さえ怪しいので右も左もわからない状態です。。。

 

情報を探しても工学系、生物系の割合がおおく(もちろんそういった人々の割合が多いからですが)

自分の状況と同じような人をあまり見かけませんでした。

そこでこのブログで後世の役に立てたらと思った次第です。

 

まず就職ができるのかわかりませんし、気が変わってポスドクもしくはアカポスを目指すかもしれませんが、

 

何か気づいたことがあれば、のんびりと更新したいと思います。